9月の朝野 裕子先生門下発表会でうたうソロは、
不慣れなイタリア歌曲(これが2曲目)&日本歌曲の1曲を練習中。
ドイツリートを…とも思ったのですが、
朝野先生から
「せっかくイタリア歌曲をやり始めたところだから、
もう1曲歌ってみては」
とすすめられ、それならこれが歌いたい、と思って決めました。
トスティの「夢」。
原詩と訳詩をご紹介します。
初めてイタリア歌曲を歌ったときにも感じましたが、
ドイツ語の発音が発声としてはこもりやすいのに対して、
この曲も、くちとノドが開放しやすく
明るい声を響かせられる気がします。
それを本番でも実現したいものです。
「Sogno」 夢 フランチェスコ・パオロ・トスティ
Ho sognato che stavi a ginocchi 夢の中で あなたはひざまずいていました
come un santo che prega il Signor 主に祈る聖者のように。
mi guardavi nel fondo degl'occhi わたしの目をじっと見つめ
sfavillava il tuo sguardo d'amor. その目は愛に輝いていました。
Tu parlavi e la voce sommessa 話しながら 小さな声で
mi chiedea dolcemente merce, 私にそっと憐れみを乞うていました。
solo un guardo che fosse promessa 愛の約束のまなざしだけを
imploravi curvato al mio pie. 足元に身をかがめ 求めていました。
Io taceva e coll'anima forte 私は黙って 強い心で
il desio tentatore lotto, 誘惑されたい思いと闘いました。
ho provato il martirio e la morte, 私は死の苦しみを味わいました
pur mi vinsi e ti dissi di no. でも気を鎮めて「だめです」と言いました。
Ma il tuo labbro sfioro la mia faccia しかし あなたの唇が顔に触れると
e la forza del cor mi tradi, 自制の心がなくなってしまいました。
chiusi gli occhi,ti stesi le braccia, 私は目を閉じて腕を伸ばしました
ma sognavo e il bel sogno svani! でも夢でした この素敵な夢は終わったのです。
ただいま自宅のトイレのドアにこの歌詞と訳詞を貼り、
暗譜に悪戦苦闘中。
たった1回歌う数分の本番のために、
みんな誰もが、たくさんの汗をかきつつ(冷や汗も)、
時間とエネルギーをそそいでいます。
それだけ練習や思索をかさねても、
なかなか思うようには歌えないのですから、
ほんとに道は険しいです。
自分なりの一本道を、トコトコ歩いてゆくしかありません。
不慣れなイタリア歌曲(これが2曲目)&日本歌曲の1曲を練習中。
ドイツリートを…とも思ったのですが、
朝野先生から
「せっかくイタリア歌曲をやり始めたところだから、
もう1曲歌ってみては」
とすすめられ、それならこれが歌いたい、と思って決めました。
トスティの「夢」。
原詩と訳詩をご紹介します。
初めてイタリア歌曲を歌ったときにも感じましたが、
ドイツ語の発音が発声としてはこもりやすいのに対して、
この曲も、くちとノドが開放しやすく
明るい声を響かせられる気がします。
それを本番でも実現したいものです。
「Sogno」 夢 フランチェスコ・パオロ・トスティ
Ho sognato che stavi a ginocchi 夢の中で あなたはひざまずいていました
come un santo che prega il Signor 主に祈る聖者のように。
mi guardavi nel fondo degl'occhi わたしの目をじっと見つめ
sfavillava il tuo sguardo d'amor. その目は愛に輝いていました。
Tu parlavi e la voce sommessa 話しながら 小さな声で
mi chiedea dolcemente merce, 私にそっと憐れみを乞うていました。
solo un guardo che fosse promessa 愛の約束のまなざしだけを
imploravi curvato al mio pie. 足元に身をかがめ 求めていました。
Io taceva e coll'anima forte 私は黙って 強い心で
il desio tentatore lotto, 誘惑されたい思いと闘いました。
ho provato il martirio e la morte, 私は死の苦しみを味わいました
pur mi vinsi e ti dissi di no. でも気を鎮めて「だめです」と言いました。
Ma il tuo labbro sfioro la mia faccia しかし あなたの唇が顔に触れると
e la forza del cor mi tradi, 自制の心がなくなってしまいました。
chiusi gli occhi,ti stesi le braccia, 私は目を閉じて腕を伸ばしました
ma sognavo e il bel sogno svani! でも夢でした この素敵な夢は終わったのです。
ただいま自宅のトイレのドアにこの歌詞と訳詞を貼り、
暗譜に悪戦苦闘中。
たった1回歌う数分の本番のために、
みんな誰もが、たくさんの汗をかきつつ(冷や汗も)、
時間とエネルギーをそそいでいます。
それだけ練習や思索をかさねても、
なかなか思うようには歌えないのですから、
ほんとに道は険しいです。
自分なりの一本道を、トコトコ歩いてゆくしかありません。