A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記965 『フィオナ・タン : まなざしの詩学』

2014-12-20 23:05:53 | 書物
タイトル:フィオナ・タン : まなざしの詩学
別書名:Fiona Tan : terminology
編集:岡村恵子(東京都写真美術館)、中井康之(国立国際美術館)、名塚雅絵(株式会社美術出版社)
翻訳:パメラ・ミキ、カースティン・マカイヴァー
デザイン:森大志郎、木村稔将
発行:東京 : 美術出版社
発行日:2014.7
形態:215p : 挿図 ; 19×19cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2014年7月19日-9月23日:東京都写真美術館, 2014年12月20日-2015年3月22日:国立国際美術館
    主催: 東京都写真美術館, 朝日新聞社, 国立国際美術館
    英文併記
    タイトルは奥付による
    主要作家歴・主要モノグラフ: p203-209
内容:
フィオナ・タン、静穏な世界をめぐる80の用語集。

目次
フィオナ・タンをめぐる用語集
(執筆:松井みどり、林洋子、藤岡朝子、遠藤みゆき、岡村恵子、中井康之)

アクション
アルバム
反時間的
アナログ
アーカイヴ
アトリビュート

カメラ
取り替え子
時計
クローズアップ
収集
対位法
ゆりかご
ディスオリエント
距離
ドキュメンタリー
ダウンサイド・アップ
運搬するもの
伸縮性
民族誌学者
流浪の身
極東
フィルム
異邦人
ファウンド・フッテージ
正面性
未来
視線
亡霊
重力
歴史
故郷
インスタレーション
興味深い時代
インヴェントリー
見えないこと

日本
日記
影の王国
リフト
リフト(シルクスクリーン)
リフト、スチル

リュミエール
マルコ・ポーロ
客人

死すべき運命
無常観
パノプティコン
パヴィリオン
写真
身体性
ポストコロニアル
プロヴィナンス
赤い風船
ライズ・アンド・フォール
ロールⅠ&Ⅱ
ザンダー
シナリオ
自画像
老齢期
スナップ写真
宙づり
タルコフスキー
ティルト

双子
ユートピア
ヴェニス
垂直性
容貌
ヴォイス・オーヴァー


目撃する
言葉
図版一覧
凡例

補遺
総目次
「「まなざしの詩学」によせるノート」岡村恵子
主要作品一覧|1991~2014
主要作家歴
主要モノグラフ
謝辞
展覧会概要

頂いた日:2014年12月20日
場所:国立国際美術館
 「フィオナ・タン まなざしの詩学」の内覧会にて頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 夏に東京展を見ていたのだが、大阪展の方が出品作品数も多く、展示空間がすばらしかった。展示室をすべて暗くしたブラック・キューブなのが異色。今年最後にすばらしい展示を見れてよかった。時間の都合ですべては見切れなかったので、もう一度出かけたい。東京展をすでに見たという人にもおすすめ。時間には余裕をもってお出かけください。

【ご案内】Gallery PARC Art Competition 2015

2014-12-17 23:00:11 | 美術
昨年に引き続き、京都・Gallery PARCで開催される展覧会プランの公募「Gallery PARC Art Competition 2015」の審査員をさせて頂きます。
今年も応募用紙やファイルを拝見させて頂くのを楽しみにしております。たくさんのご応募お待ちしております。

Gallery PARC Art Competition 2015
締切:2015年1月18日(日)[必着]
詳細は以下を参照。
http://www.galleryparc.com/competition/index.html

【ご案内】almanac13 "depositors meeting 12"

2014-12-14 23:16:50 | 美術
東京・art & river bankにて開催されるファイル・イヴェント「almanac #13 depositors meeting 12」に今年もセレクタとして参加させていただきます。

今年セレクトさせていただいたアーティストは伊藤正人、常本若菜、丹羽康博、薬師川千晴、横山大介(敬称略)の5名です。各アーティストには本イベントに合わせて、新たにファイルをご準備頂きました。関東方面の皆さま、お近くに行かれる方、ぜひお手にとってご覧頂けると幸いです。

almanac #13 depositors meeting 12
会期:2014年12月21日(日)~12月23日(火) 14:00~21:00
会場:art & river bank

未読日記964 『スモール・イズ・ビューティフル』

2014-12-08 23:15:35 | 書物
タイトル:スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫)
タイトル別名:Small is beautiful : a study of economics as if people mattered
著者:E.F.シューマッハー
訳者:小島慶三、酒井懋
装幀:蟹江征治
カバーデザイン:菊池薫
発行:東京 : 講談社(講談社学術文庫, [730])
発行日:2012.6第44刷(1986.4第1刷)
形態:408p ; 15cm
注記:第21刷の訳者まえがきに「第12刷(1993年6月)において第1部第5章を一部改訳。本今重版では第4部第2章で訳語を改訂」と追記あり
    著者の肖像あり
    年譜: p401-408
内容:
1973年、シューマッハーが本書で警告した石油危機はたちまち現実のものとなり、本書は一躍世界のベストセラーに、そして彼は“現代の予言者”となった。現代文明の根底にある物質至上主義と科学技術の巨大信仰を痛撃しながら、体制を越えた産業社会の病根を抉ったその内容から、いまや「スモール・イズ・ビューティフル」は真に新しい人間社会への道を探る人びとの合い言葉になっている。現代の知的革新の名著、待望の新訳成る!

訳者まえがき
第一部 現代世界
第二部 資源
第三部 第三世界
第四部 組織と所有権
結び
シューマッハーの人と思想
年譜

購入日:2014年12月8日
購入店:ジュンク堂書店 京都朝日会館店
購入理由:
 朝、職場で新聞を読んでいたら、記事に「スモールメリット」という言葉が使われており、なんじゃそりゃと思い調べる。ネットで調べたところ、具体的な提唱者や概念というわけではなさそうだった。次に思いついたのが、同じ「スモール」を用いた本書であった。
 近々、転職活動で「スモール」な地域に行くこともあり、面接対策に読んでおこうと思い、仕事帰りに購入。

 連想ついでに1970年3月から始まった富士ゼロックスのキャンペーンでも「モーレツからビューティフルへ」として、「ビューティフル」が使われていた。70年代に「ビューティフル」という言葉は流行りだったのだろうか。「ビューティフル70s」という展覧会か本が作れたらおもしろそうだ。

未読日記963 『アンブレラ』

2014-12-07 23:08:08 | 書物
タイトル:アンブレラ
著者:吉田周平
発行:[出版地不明] : 吉田周平
形態:[60]p ; 13×18cm
注記:ed. 10/500
購入日:2014年12月7日
購入店:ギャラリーh2o
購入理由:
 京都・ギャラリーh2oにて開催された「三条富小路書店5」にて購入。本書は、コクヨのキャンパスノートに傘や傘をさした人の写真が貼り付けられている写真集。シンプルだが、傘をテーマに写真を並べる視点がおもしろい。


【ご案内】年賀状はつらいよ~押し入れの年賀状 持ち寄り会~

2014-12-06 23:10:01 | お知らせ
 この度、大阪・あべのまにて開催されますアーティスト・宮本博史のリサーチプロジェクトに企画協力として参加させて頂きます。師走の一日、どうぞお気軽にご参加ください。

 年賀状の企画はずっと暖めていたのですが、宮本さん、あべのまのおかげで実現することができました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。

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プロジェクトのためのリサーチ・プロジェクト まずは、聴いてみないと ku・ra・shi vol.06「年賀状はつらいよ~押し入れの年賀状 持ち寄り会~」
開催日:2014年12月13日(土)
時 間:14:00~(2時間程度の予定)
会 場:あべのま(アートスペース+ギャラリー)
企画協力:平田剛志

2014年もいよいよ師走が近づいてきました。年末の年中行事といえば年賀状です。日本は国民1人あたり約35通の年賀状を出す年賀状文化が定着しています。ジョンとヨーコの歌声が響くころ、あるいは仕事納めのあとに年賀状作りに打ち込む方も多いのではないでしょうか。
 年賀状と言っても、昨今はさまざまです。文字や書体は豊富で、イラストやキャラクター、版画、写真入り、デザインや紙に凝ったものまでいろいろです。
ところが、商品としての年賀状がいろいろあるのを知ってはいても、実際に使われた年賀状となると、自分宛の年賀状か家族ぐらいしかわかりません。これまで、まったく同じ年賀状が届いたことがないのは偶然でしょうか。はたして、人はどんな年賀状を送り、受取っているのでしょうか。
今回のリサーチ・プロジェクトでは、年賀状作成に追われる師走の一日、皆さんあてにこれまで届いた年賀状を互いに見せ合い、ヴァナキュラーな年賀状文化について楽しく考えます。1年に1度の創作はがき運動とも言える日本の年賀状文化の一端が垣間見えるかもしれません。今年の年賀状を送る前に、年賀状作成に悩む人も、年賀状なんか送らないという方もぜひお気軽にご参加ください。

[年賀状・持参者リスト]
平田剛志(京都国立近代美術館 研究補佐員)、宮本亘(自営業・阿倍野区在住)、寺田就子(美術家)、他、現在募集中

[参加について]
年賀状をご持参いただける方は、その旨を「あべのま」までメールまたはお電話にてご連絡ください。
ご参加いただけることを確認の上、当日、これまでに届いた年賀状と共にお越しください。