A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記964 『スモール・イズ・ビューティフル』

2014-12-08 23:15:35 | 書物
タイトル:スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫)
タイトル別名:Small is beautiful : a study of economics as if people mattered
著者:E.F.シューマッハー
訳者:小島慶三、酒井懋
装幀:蟹江征治
カバーデザイン:菊池薫
発行:東京 : 講談社(講談社学術文庫, [730])
発行日:2012.6第44刷(1986.4第1刷)
形態:408p ; 15cm
注記:第21刷の訳者まえがきに「第12刷(1993年6月)において第1部第5章を一部改訳。本今重版では第4部第2章で訳語を改訂」と追記あり
    著者の肖像あり
    年譜: p401-408
内容:
1973年、シューマッハーが本書で警告した石油危機はたちまち現実のものとなり、本書は一躍世界のベストセラーに、そして彼は“現代の予言者”となった。現代文明の根底にある物質至上主義と科学技術の巨大信仰を痛撃しながら、体制を越えた産業社会の病根を抉ったその内容から、いまや「スモール・イズ・ビューティフル」は真に新しい人間社会への道を探る人びとの合い言葉になっている。現代の知的革新の名著、待望の新訳成る!

訳者まえがき
第一部 現代世界
第二部 資源
第三部 第三世界
第四部 組織と所有権
結び
シューマッハーの人と思想
年譜

購入日:2014年12月8日
購入店:ジュンク堂書店 京都朝日会館店
購入理由:
 朝、職場で新聞を読んでいたら、記事に「スモールメリット」という言葉が使われており、なんじゃそりゃと思い調べる。ネットで調べたところ、具体的な提唱者や概念というわけではなさそうだった。次に思いついたのが、同じ「スモール」を用いた本書であった。
 近々、転職活動で「スモール」な地域に行くこともあり、面接対策に読んでおこうと思い、仕事帰りに購入。

 連想ついでに1970年3月から始まった富士ゼロックスのキャンペーンでも「モーレツからビューティフルへ」として、「ビューティフル」が使われていた。70年代に「ビューティフル」という言葉は流行りだったのだろうか。「ビューティフル70s」という展覧会か本が作れたらおもしろそうだ。