A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記992 『原爆の絵』

2015-01-22 23:31:52 | 書物
タイトル:原爆の絵―ヒロシマを伝える
タイトル別名:A‐bomb drawings by survivors
編者:広島平和記念資料館
翻訳:トランズネット
装丁:後藤葉子
発行:東京 : 岩波書店
発行日:2007.3
形態:vii, 174p ; 26cm
注記:英文併記
内容:
迫り来る炎に焼かれる広島の街、
かけがえのない人との永遠の別れ、それでも助け合う人たち……
消し去ることのできない「あの日」の記憶と向き合いながら描かれた、
筆舌に尽くしがたい迫力を備えた作品たち。
原爆投下後の広島の光景を、被爆者自ら絵筆をとって描いた「原爆の絵」。
それらは、見る人の心に強い衝撃を与えずにはいない。
広島の人たちが体験した原爆とはどんなものだったのか、
被爆者がどのような思いで絵を描いたのか、
そして平和を考えることの意味とは。
この図録は、ヒロシマの被爆体験を記録するとともに
後世に伝えていく証言でもある。

はじめに
原爆被害の概説
絵の収集経緯
凡例
「「原爆の絵」と向き合うということ」浅井基文
第1章 きのこ雲の下で
「生と死の分岐点――防火水槽をめぐって」横山昭正
第2章 きずな
「絵筆に込められた想い」直野章子
第3章 いのち
広島市街地図
作品一覧
特別寄稿「歴史、記憶、そして「原爆の絵」という遺産」ジョン・W・ダワー
監修者紹介

購入日:2015年1月20日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
 吉田初三郎の広島原爆鳥瞰図研究の参考文献として購入。原爆投下直後の光景がどのような「絵」によって描かれたのか、初三郎の描いた鳥瞰図の写実性を検証する資料として購入した。




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