貴重なものが傷つきやすいのは、ほんとうにいいことなのだ。傷つきやすいということこそ、生存していることのしるしなのだから。
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)』田辺保訳、筑摩書房、1995年、p.180.
いつから人のことを「人材」などと呼ぶようになったのだろうか。「材」は傷ついても、交換可能だからだろう。だが、人はものとしてではなく、貴重で傷つきやすい存在として、向き合いたい。
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)』田辺保訳、筑摩書房、1995年、p.180.
いつから人のことを「人材」などと呼ぶようになったのだろうか。「材」は傷ついても、交換可能だからだろう。だが、人はものとしてではなく、貴重で傷つきやすい存在として、向き合いたい。
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