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どうも多くの人が思い違いをしているようだけれど、職場で思いどおりに事が運ぶような幸運なんて、確率でいえば千にひとつ、あるかどうかですよ。職場とは、どれだけ屈辱を飲み込むか、ということを試される場所です。〝すまじきものは宮仕え〟じゃないけれど、仕事場のつらさというのは、平安時代からいわれていたこと。「私らしく、楽しく仕事したい」という人が、いまは非常に多いけれど、自分の思いどおりに楽しく過ごせる時間なんて、それは趣味やレジャーの時間と同じで、お金を払わなきゃ手に入りませんよ。〝お金を払う〟という行為とはまったく逆で、〝お金をいただく〟わけだから、「自分らしく、思いどおりに過ごす楽しい時間」とは逆の時間を過ごすのが当たり前。つまり、つらくて、苦しく、やりたくないことを耐え忍んでやりとおすのが当たり前の世界。それが職場の基本なのです。
(美輪明宏『地獄を極楽にする方法
』主婦と生活社、2003年、p.106)
あまり「仕事」と思われていない表現活動や研究も仕事であって、すべてではないにしても「つらくて、苦しく、やりたくないことを耐え忍んで」やらなければならないこともある。やれやれ。
(美輪明宏『地獄を極楽にする方法
あまり「仕事」と思われていない表現活動や研究も仕事であって、すべてではないにしても「つらくて、苦しく、やりたくないことを耐え忍んで」やらなければならないこともある。やれやれ。
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