A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記235 「古今亭志ん朝 壱」

2009-03-19 11:20:01 | 書物
タイトル:隔週刊 落語 昭和の名人 決定版「古今亭志ん朝 壱」
編集人:宮本晃
監修:保田武宏
寄席文字:橘左近
CD制作:株式会社ソニー・ミュージックダイレクト
アート・ディレクション:渡辺行雄
デザイン:片岡良子
編集:小坂眞吾(小学館)、内田清子
制作企画:速水健司
資材:高橋浩子
制作:田中敏隆、南幸代
宣伝:長谷川一、山田卓司
販売:豊栖雅文、竹中敏雄
広告:林祐一
発行:株式会社小学館
印刷:大日本印刷株式会社
製本:共同製本株式会社
発行日:2009年1月20日
価格:490円(税込み)
内容:
正調江戸弁、落語のスタンダード
三代目古今亭志ん朝 壱
○高座に咲いた江戸の華 志ん朝の芸と人生
○話芸のツボが丸わかり CD鑑賞ガイド
落語をもっと面白くする連載3本立て
 田中優子「江戸のしきたり」
 五街道雲助「噺の「お約束」」
 山本進「落語の履歴書」

CD(65分)
「夢金」…雪の夜、大川で
「品川心中」…騙す女、引っかかる男

全26巻、26人、約75席。名人の十八番を選りすぐって、落語の本当の魅力を1年間、お茶の間に届けます。
全26巻/オールカラー20ページ+落語CD(2~4席)
隔週火曜日発売 第2巻より価格各1190円(税込)
シリーズの特徴
1、昭和~平成に活躍した名人・26人が勢揃い
2、その噺家の十八番、出来のよい音源を厳選
3、CDゆえ、時と場所を選ばず楽しめる
4、冊子にて、詳細な人物伝と聴きどころを掲載
5、全26巻通して読み、聴けば、落語通の仲間入り

落語 昭和の名人ウェブサイト→http://www.shogakukan.co.jp/rakugo2009/

購入日:2009年2月25日
購入店:恭文堂書店
購入理由:
疲れを抱えて帰宅する際、ぶらりと駅前の本屋に何をするでもなく入った。仕事と自宅の行き帰り、せめて仕事場以外の場所の空気を吸いたくて、ときどき寄り道をしてしまうのだ。入り口すぐの雑誌売り場をチラとみるとこの「落語 昭和の名人」シリーズが平積みされていた。その内容を見て元気が沸いてきてしまった。志ん朝、志ん生、小さんなど昭和の最高の噺家たちの寄席がCDブックとして1年間でるというではないか。この手の分冊マガジンは買ったことがないが、これなら買い続けたいという内容だ。さっそく第1巻の志ん朝の巻を購入。聴いて一笑い、読んですばらしき噺家人生。志ん朝の寄席を聴いて思う。落語はこんなに笑えるのに、なぜ泣きそうになるくらい人間が愛おしいのだろう。テレビのバラエティ番組では、こちらの感情の尾が引くことはないが、落語は余韻深く、感情にお土産を残してくれる。あらためて最近、落語を聴いていなかったが、やっぱりいいものだと再認識した。こんな時代だからこそ…いや、いつの時代にもぼくらには笑いが必要だ。しかし、溜まるCD26枚はどこに置けばいいのやら…。



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