僕は自分の書くものを、沈黙交易の場に「ほい」と置かれた「なんだかよくわからないもの」に類するものと思っています。とりあえずそこに置いてある。誰も来なければ、そのまま風雨にさらされて砕け散ったり、どこかに吹き飛ばされてしまう。でも、誰かが気づいて「こりゃ、なんだろう」と不思議に思って手にとってくれたら、そこからコミュニケーションが始まるチャンスがある。それがメッセージというものの本来的なありようではないかと僕は思うのです。
内田樹『街場のメディア論』光文社(光文社新書)、2010年、200頁。
私のテクストも「ほい」と無償配布されるだけだが、それでいいと思う。
一方、これは美術の在りようにも通じるだろう。
内田樹『街場のメディア論』光文社(光文社新書)、2010年、200頁。
私のテクストも「ほい」と無償配布されるだけだが、それでいいと思う。
一方、これは美術の在りようにも通じるだろう。
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