A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

A PIECE OF FUTURE 2008.8.19

2008-08-19 23:07:26 | 美術
お盆休みのため秋以降の展覧会情報大量収穫。年始のころは、今年はたいして見るものないと思っていたが、こうして見ると見たい展覧会けっこうあるものだ。


○現代美術への視点6:エモーショナル・ドローイング
2008年8月26日(火)-10月13日(月・祝)
東京国立近代美術館

アジア、中東出身作家16名(組)によるドローイング表現をテーマとした展覧会。不勉強なため知らない作家ばかりだが、この機会に出会ってみたい。
ちなみに、少数ですがチケットあります。欲しい方には先着順でさしあげます。
29日までに私のPCか携帯にメールください(私のメールアドレスを知らない方は応募はご遠慮ください)。

○ニューアート展2008 ブラジル×ヨコハマ 時の懸け橋
2008年9月5日(金)-9月26日(金)
横浜市民ギャラリー

ブラジル移民100周年記念による交流展。ブラジル好きなもので、ちょっと気になるが、企画としては平凡か。

○川合玉堂とその門下
2008年9月6日(土)-10月26日(日)
講談社野間記念館

○アーツ・アンド・クラフツ[イギリス→アメリカ] ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
2008年9月13日(土)-11月3日(月)
埼玉県立近代美術館

UK-Japan 2008公認イベントのひとつ。アーツ・アンド・クラフツ運動をアメリカへの影響まで含めてその展開を紹介する展覧会。UK-Japan 2008の一環であるなら、[イギリス→日本]ではないの?なぜ、アメリカなのか不思議・・。

○ジャパンブラジルクリエイティブアートセッション
2008年9月13日(土)-10月13日(月・祝)
川崎市市民ミュージアム

こちらもまたブラジル移民100周年を記念した日本ブラジル交流展。建築家オスカー・ニーマイヤーの作品もあるとか。

○TAMA VIVANT Ⅱ 2008 イメージの種子
東京展2008年9月20日(土)-10月4日(土)
多摩美術大学八王子キャンパス絵画東棟ギャラリー
情報デザイン棟・芸術学棟ギャラリー
みなとみらい展2008年10月10日(金)-10月16日(木)
みなとみらい線みなとみらい駅地下3階コンコース

展覧会公式サイト
TAMA VIVANT Ⅱ2008

いままでのTAMA VIVANT展出品作家+荒木一真、郭仁植、海老塚耕一のドローイング、作品を展示する展覧会。企画趣旨がよくわからないが、もしチラシ表面に書かれた作家がほんとに出品するとするなら豪華だ(チラシとウェブに掲載されている出品作家名が異なっていて疑問・・)。かつて携わったことのある者としては、学生の分際で展覧会企画・運営をすることでかけたご迷惑・失礼の数々をいまだ申し訳なく思い、後ろめたい責任を感じてしまう。あげくに25周年とかで再び出品してくれなどとはとても私にはできない。そんな複雑な心境とは別に観客としてはTAMA VIVANT展は現存するアニュアル展としては(最も?)長い展覧会なのだから、評価は別としてやはり若手作家をどんどん取り上げていくべきだろう。最近でこそ、武蔵美、女子美、造形大などでも若手作家を紹介するプロデュース展をやっているのだから、このような中途半端な小品展より物議をかもすぐらい企画力のある展覧会を見たいものだ。

○渡辺英司展 図鑑庭園
2008年9月20日(土)-10月26日(日)
みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム

○丸山直文展-後ろの正面
2008年9月27日(土)-11月9日(日)
目黒区美術館

サブタイトルが言い得て妙。丸山直文もだいぶ作風が変わってしまったが、この展覧会でその変遷を見ることができるだろう。

○安藤忠雄建築展 [挑戦-原点から-]
2008年10月3日(金)-12月20日(土)
ギャラリー・間

安藤忠雄が東急大井町線上野毛駅のリノベーションまで手がけているとは知らなかった。あの駅も周辺もだいぶ変わってしまうのだろうか。

○平松保城のジュエリー かたちのエッセンス
2008年10月4日(土)-12月7日(日)
東京国立近代美術館工芸館

○仏像インスピレーション 仏像に魅せられた彫刻家たち
2008年10月17日(金)-11月24日(月)
小平市平櫛田中彫刻美術館

昨年の<日本彫刻の近代展>(東京国立近代美術館)への小平からのアンサー展?橋本平八が見たい!戸谷成雄講演会、小泉晋弥・田中修二・黒川弘毅・朴亨國・藤井明によるシンポジウムも熱い内容になりそうで個人的にかなり期待度高し。

○日本の新進作家展vol.7 オン・ユア・ボディ
2008年10月18日(土)-12月7日(日)
東京都写真美術館

出品作家が女性のみという内容に誰が企画したかなんとなくわかってしまうが、「身体」と「女性」というテーマにやや古びた感がなくもない。もう一味スパイスがほしいが、志賀理江子の写真は一度実作を見たかったので足を運ぶことにしたい。

○没後40年 レオナール・フジタ展
2008年11月15日(土)-2009年1月18日(日)
上野の森美術館

フランス・エソンヌ県議会蔵の群像大作4点の日本公開が話題の展覧会。最初で最後というコピーだがホントかしらん?余談だが、巡回先の1館である宇都宮美術館バージョンのチラシの印刷があまりに悪くて驚いた。とてもこの印刷・デザインでは見る気になれない。フジタのあの細い線は印刷では難しいだろうとは思うが、これはちょっとない出来。

●高木正勝コンサート”Tai Rei Tei Rio”
2008年10月15日(水)、16日(木)
めぐろパーシモンホール 大ホール

個人的にマストなコンサートなのだが、よりによって平日公演のみで残念。実家から程近い場所でまさか高木正勝のコンサートをやるとは驚きだが、今年2月にスティーヴ・ジャンセンの来日公演をやっているだけにあなどれないホールだ。

●勅使河原三郎ソロダンス”Here to Here”
2008年9月20日(土)、21日(日)
彩の国埼玉芸術劇場 大ホール

真っ白な光の壁が三方と天井を囲む空間でダンスするという究極のミニマルソロダンス。勅使河原三郎はいままで見る機会を逸してきたが、今度こそは行かれるか?


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