未読日記1100 『愛と経済のロゴス』

タイトル：愛と経済のロゴス カイエ・ソバージュ(3) (講談社選書メチエ)
シリーズ名：講談社選書メチエ, 260 . カイエ ソバージュ ; 3）
著者：中沢新一
発行：東京 : 講談社
発行日：2003.1
形態：210p ; 19cm
内容：
はじめに　カイエ・ソバージュ（Cahier Sauvage）について
序章　全体性の運動としての「愛」と「経済」
第１章　交換と贈与
第２章　純粋贈与する神
第３章　増殖の秘密
第４章　埋蔵金から聖杯へ
第５章　最後のコルヌコピア
第６章　マルクスの悦楽
第７章　聖霊と資本
終章　荒廃国からの脱出
索引

購入日：2015年10月21日
購入店：Amazon.co.jp
購入理由：
　カイエ・ソバージュシリーズの第3巻。第3巻では「贈与論」が展開される。志賀直哉の『小僧の神様』を発端に純粋贈与と贈与、交換の関係性が紐とかれていく。贈与の3つの特徴の一つ「贈り物はモノではない。モノを媒介にして、人と人との間を人格的ななにかが移動しているようである」には納得。贈り物を贈ろう。