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人間の創作する品々、かかるものを美しいと感じるのは、人間の心それ自身に、美しさを受取る性情が備わっている証拠であろう。人は美しさを悦ぶ。美しさで幸福を味う。これは内に既に美仏性が備わっている所以ではないか。花を美しいというが、かくいう人の心にもまた美しさがあるからともいえる。もしこれがなかったら、花と人間とには縁がなくなる。一切の人々は本来美と深い宿縁をもって、この世に生まれているのである。
柳宗悦『新編美の法門 (岩波文庫)
』岩波書店、1995年、23頁。
作品であれ、人や風景であれ、美しいと感じるのは「縁」だと思う。
柳宗悦『新編美の法門 (岩波文庫)
作品であれ、人や風景であれ、美しいと感じるのは「縁」だと思う。
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