A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1151 『記憶』

2016-03-17 23:53:51 | 書物
タイトル:記憶―「創造」と「想起」の力 (講談社選書メチエ)
シリーズ名:講談社選書メチエ, 93
著者:港千尋
発行:東京 : 講談社
発行日:1996.12
形態:283p ; 19cm
注記:註および参考文献: p253-276
内容:
なぜ一杯の紅茶から、「記憶の大伽藍」が出現しうるのか?記憶とは、刻印の「集積」ではなく、「生成」しつづけるダイナミックなシステムである。回想、追憶、想起がもつおどろくべき創造力に光をあて、アートの現場、歴史認識、言語状況を横断しながら、終わりなき構築としての「記憶」を透視する。

目次
プロローグ 記憶の生成論
第1章 記憶と創造
第2章 回想の力
第3章 写真と不在
第4章 想起する歴史
エピローグ 文化としての記憶系
註および参考文献
あとがき
索引

購入日:2016年3月17日
購入店:日本の古本屋
購入理由:
 5月に予定している「High-light scene」展のための参考文献として購入。「ハイライトシーン」とは何かと考えたとき、人にとっては「記憶」なのかもしれない。そこで思う浮かんだのが本書であった。第3章も「光」を考察する上で参考になる。



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