A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記645 『日本案内記 中部篇』

2012-09-29 23:36:54 | 書物
タイトル:日本案内記 : 中部篇
編集:鐡道省
翻刻・発行:博文館
発売:博文館、日本旅行協会
発売日:1931.6[15版](1931.2初版)
形態:34, 420p ; 地図、挿絵 ; 17cm ; 箱入り
内容:
口絵 日本アルプス
例言
概説
案内篇
 静岡豊橋間
 豊橋名古屋間
 名古屋鳥羽間
 名古屋米原間
 甲府鹽尻間
 鹽尻篠ノ井間
 鹽尻名古屋間
 米原金津間
 金津津幡間
 津幡直江津間
 輕井澤直江津間
 直江津新潟間
地図目次
挿圖目次
寫眞目次

購入日:2012年9月29日
購入店:London Books
購入理由:
 京都・ぶらり嵐山で展覧会を見た帰り道、偶然に見つけたお店で購入。鉄道省編『日本案内記』は、以前に論文で書いたことがある。可能な限り現物を見るようにしたが、時間の制約もありすべてを見れなかった。なかでも『日本案内記』は、鉄道史に残る浩瀚かつ観光本の決定版といえるものであり、このシリーズだけでも研究・調査する必要があると感じていたので、徐々に手に入れていこうと考えている。
 本書は中部篇で、静岡から新潟の路線沿線を取り上げている。岐阜の項目があるかと思ったがなく、近畿篇に収録されているのかもしれない。
 観光案内書の挿絵研究者として気になるのはやはり収録される挿絵である。本書でも浮世絵風の絵が表紙見返しに描かれている。観光写真は80点、地図は34点掲載されている。折込み地図の折り方がときどき不思議な折られ方をしていて気になる。




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