A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記662 『モノ学の冒険』

2012-11-02 21:54:12 | 書物
タイトル:モノ学の冒険
編著者:鎌田東二
装幀作品:近藤高弘「MIST」
造本デザイン:尾崎閑也(鷺草デザイン事務所)
組版:大石十三夫(はあどわあく)
編集協力:原章(編集工房レイヴン)
発行:大阪 : 創元社
発行日:2009.12
定価:2,600円+税
形態:303p ; 22cm
内容:
ものづくり/モノノケ/物語/もののあはれ
「モノ」の万華鏡!
日本語の「もの」は単なる物ではない。「物」から「者」を経て「霊(もの)」に至る多次元的なグラデーションに様々な視点から鋭く迫る。
(本書帯より)

序論 モノ学の構築……鎌田東二
第I部 モノと気配とモノガタリ
 聖なる場所と言葉のモノ学的探求……鎌田東二
 モノと気配……松生 歩
 心とモノの魂について……河合俊雄
 移行対象――内と外をつなぐモノ……井上ウィマラ
第Ⅱ部 モノと情緒とワザ
 生きているモノの宗教学――アニミズムを開く愛・愛を身体化するモノ……島薗 進
 本居宣長「もののあはれを知る」をめぐって……黒住 真
 文学の中性名詞――坂口安吾と川端康成から……切通理作
 アニメーションを作るワザ・教えるワザ――宮崎アニメと通信教育の教授法……大西宏志
第Ⅲ部 モノと装置と知覚
 モノと者の間にあるもの――ロボット研究から「モノ学」へのアプローチ……岡田美智男
 物とモノのインターフェイスとしてのデザイン――自作品を読み解きながら……上林壮一郎
 あいだに生まれたものを定位する――感覚価値研究へ向けた一考案……渡邊淳司
 モノと感覚価値――マネキン研究の立場から……藤井秀雪
 「モノ」感覚価値――工芸と美術へのアプローチ……近藤高弘
あとがき……鎌田東二
執筆者略歴

購入日:2012年11月2日
購入店:ジュンク堂書店 京都BAL店
購入理由:
 「モノ」について知ること及びHANARARTのアーティストトーク予習として大西宏志さんのテキストを読むため購入。


最新の画像もっと見る

post a comment