A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記177 「ヘッセ Ⅱ」

2008-03-14 23:10:22 | 書物
タイトル:新潮世界文学37 ヘッセ Ⅱ
著者:ヘルマン・ヘッセ 高橋健二訳
発行:新潮社
発行日:1968年11月10日
内容:
エロスとロゴスの融和・対立を描いた傑作『知と愛』、理想郷カスターリエンを舞台に完璧な人間像を描いてノーベル文学賞に輝いた『ガラス玉演戯』、他に名編『シッダールタ』とヘッセの豊かな人間愛をうかがわせる小品を収録。
(本書帯より)

「シッダールタ」
「知と愛」
「ガラス玉演戯」
「小品」
「ヘッセ文学の世界」高橋健二
本書目次より

入手日:2008年3月13日
知人の方より頂いた一冊。プルーストの『失われた時を求めて』の次にとヘッセの『ガラス玉演戯』を薦められた。ヘッセは高校~浪人時代に数冊読んだことがあり、思いれがあったのでぜひ読んでみたいものだと思っていたが、絶版だということでどうしたものかと思っていた。だが、思わぬことから読むことがかない、興奮している。そんな興奮の原因は先日、約1年3ヶ月かけて『失われた時を求めて』を読み終わり、次に何を読もうかと思っていた矢先だったからかもしれない。あまりのタイミングのよさに時が「いまはこれを読みなさい」と言っている気がしている(もっとも現在5冊の本を並行して読んでいる身なので、1冊だけを集中して読むわけではないのだけれど・・)。


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