A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

【ご案内】In Studies vol.6「言葉採集」

2017-02-01 23:35:01 | お知らせ
お待たせしました!今年最初のIn Studiesは日頃みなさんが採集した「言葉」を持ち寄ってご参加ください。

In Studies vol.6「言葉採集」
ファシリテーター:松元明子
■日時:2017年2月5日(日)19:00~
■場所:共同スタジオ ink 2F
京都市中京区猪熊通り三条上ル姉猪熊町325番地2
http://studio-ink.tumblr.com/
■参加費:無料・要予約(約8名程度)
■予約・お問合せ
メッセージをお送りいただくか、下記のアドレスまでご連絡ください。takeshirata@gmail.com

内容:
 今年最初のIn Studiesはshopへなちょこ店長の松元明子さんをファシリテーターに「言葉」についてお話ししたいと思います。
 かつて人類が最初に発した言葉とは、どんな言葉だったのでしょう。それは空気中へと消え、もはや知るすべはありませんが、以来、人類は言葉を使ったコミュニケーションに力を注いできました。現代ではネットやメール、SNSの普及により、かつてより言葉を書いたり、読んだりすることが多い時代となりました。私たちは毎日膨大なメールやネット上の言葉を処理しているのです。かつてこれほど人類が日々、言葉をやり取りし、言葉に喜怒哀楽、一喜一憂している時代はないと思われます。
 そんな忙しい時代、生まれては消えていく言葉は、誰かが書き留めなければ、記憶に留めなければ、忘れられてしまいます。いま再び、あの言葉を思い出してみましょう。埋もれた言葉、忘れていた言葉、不思議な言葉、意味や無意味は問いません。言葉の知識や定義ではなくあなたの経験としての言葉を聞きたいのです。そして、今宵集まった言葉をまとめ、アフォリズム(箴言集)を編みたいと思います。言葉を焚き火に、暖まりましょう。

平田剛志

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近年はマニュアルのロボットみたいな言葉もたくさん溢れていますが、twitterやfacebookなどのSNSの普及により今までよりも、色んな人の多くの生の言葉に触れる機会が格段に増えたような気がします。
今までは聞くことができなかった他人の心の「つぶやき」など。
つぶやきが見えるようになったことで、この人は実はこういうところもある人だったのかという新しい発見ができるようになりました。

また、政治家はよく失言を撤回して建前上の謝罪をしますが、一度表に出てしまった言葉は決して消えることはないのです。そして、ネットの普及した今は完璧に消すことは不可能でしょう。

何気なく言った一言に傷ついたり、逆にすごく励まされたり、いつでも誰でも使っているもので、ここまで表裏一体なものはないんじゃないかと思ったりもします。

さらに、同じ言葉であっても、誰がいつ、どういう状況で話す(または見る、読む)かにもよって意味合いや受け取り方は変わってきます。
その時わからなくても、数年後じんわりと効いてくる言葉もあります。
言葉一つで見える世界が変わる面白さはすごいです。そしておそろしい。
言霊は言葉による霊力(呪力)とwikipediaと手元の辞書には書いてありました。

あえて言葉を使わないことによる効果も少し気になっています。
作品名に無題というタイトルをつけることに、大学生の頃はタイトルをつけないのは逃げなんじゃないか、と思っていましたが、今ではあえて余計な言葉をつけないことで、純粋にそのものを見れる効果もあるなと気づきました(このあたりは、言葉のテーマからぶれてくるかもしれませんが)。

もちろん、いい言葉も含めて、日々のふと気になったものも、聞けたらいいなと思っています。
例えば、昔元町で「占い師急募」という張り紙をみました。これをメモしたところで、何の役にもきっと立たないけれど、未だに何か不思議な魅力があります。急募がポイントかと。
商品名や作品タイトルなどで好きなものなども聞けたら、面白いなとも思っています。

松元明子
http://henachoco.net/

参加要項
・日常での会話で、心から離れられない一言(いつ、誰が、どういう状況で放った一言かもそえて)を教えてください。
・気になる、または好きな、作品タイトル、商品名、本、web、映画、音楽、その他何でもの言葉を教えてください。


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