A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1310 『ATELIER INCURVE in ART FAIRS』

2017-06-05 23:51:05 | 書物
タイトル:ATELIER INCURVE in ART FAIRS
編集:今中博之、神谷梢、左海和可子、石川雄太
翻訳:石原田明美(有限会社 English Hands)
装丁・デザイン:八木良治(株式会社八木デザイン)
撮影:左海和可子
発行:[大阪] : ビブリオ インカーブ
発行日:2017.3
形態:116p ; 24cm
注記:限定版 0487/1000部
   平成28年度 文化庁 戦略的芸術文化創造推進事業
   「障がいのある人による芸術作品の海外展示・市場動向調査事業」報告書
   主催:文化庁|社会福祉法人 素王会 アトリエ インカーブ
内容:
はじめに—今中博之

アート・オン・ペーパー 2017
新木 友行
阪本 剛史
寺尾 勝広
寺井 良介

アートフェア東京 2017
阪本 剛史

市場の力—松井 彰彦
ディスカッション—前山 裕司 × 今中博之
インタビュー1—小出 由紀子
インタビュー2—モンティ・ブランチャード
アート・オン・ペーパー 2017 出展報告
アートフェア東京 2017 出展報告

おわりに—今中博之

作品リスト
作家展覧会歴

頂いた日:2017年6月5日
 アトリエインカーブのメールマガジンにて本書の先着プレゼントがあり、応募したところ頂きました。どうもありがとうございます。いわゆる報告書のような体裁を想定していたら、ハードカバーのしっかりとした本が届いた。図版もフルカラーで大きく掲載され、見ごたえがある。
 さらに、本書が興味深いのは、アール・ブリュット作品のアートフェア出展という「市場性」への挑戦を経済学者、美術評論家やキュレーターなどの寄稿、ディスカッション、インタビューなどを通じて、言論や視点を多角的に深めていることだろう。専門外なので勉強したい。