A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記726 『博覧会と明治の日本』

2013-05-14 23:06:57 | 書物
タイトル:博覧会と明治の日本 (歴史文化ライブラリー)
著者:國 雄行
カバー:東京勧業博覧会不忍池畔夜景之実況(部分、『博覧会画報』5より、乃村工藝社・情報資料室所蔵)
装幀:清水良洋
発行:吉川弘文館/歴史文化ライブラリー, 298
発行日:2010.6
形態:6, 222p ; 19cm
内容:
文明国をめざした明治ニッポンの挑戦!
絢爛たる祝祭空間〈博覧会〉の歴史

幕末のパリ万博への参加に始まる日本の博覧会。明治新政府は、欧米の文明国に列するため、国内外での博覧会への参加・開催を奨励する。その後変貌していく〈博覧会〉は、日本の近代化にいったい何をもたらしたのか。

博覧会とは何か?―プロローグ
万国博覧会の誕生
 フランス内国博覧会からロンドン万国博覧会へ
 見世物と薬品会―日本における博覧会の源流―
 慶応3年のパリ万国博覧会
明治初期の博覧会
 日本はじめての博覧会
 ウィーン万国博覧会―「自主の精神」の発見―
 フィラデルフィア万国博覧会―産業オーケストラ―
内国勧業博覧会の誕生
 内国博は見世物ではない
 内国博の定期化
 内国博の浸透
 岐路に立たされる内国博
遊園地化する博覧会
 明治33年パリ万国博覧会と祝祭
 変貌する内国博
 万国博構想の挫折と内国博な終焉
明治時代と博覧会―エピローグ
あとがき
史料・参考文献

購入日:2013年5月11日
購入店:MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店
購入理由:
 別の本を探していたころ、たまたま見つけて、参考になりそうかもと思い購入した1冊。個人的には「博覧会と大正の日本」という本があったらよかった。