タイトル:風土 vol.1 山
別書名:CLIMATE vol.1 : SAN
著者・発行:下平竜矢
詩:永澤康太
形態:32p ; 26.5cm
内容:
「山」下平竜矢
「何者」永澤康太
頂いた日:2013年5月8日
著者の方よりご恵贈頂いた1冊。どうもありがとうございます。祭りのシリーズが印象的な下平竜矢の今回の新作写真集は「山(SAN)」である。荒涼たる自然、雑草、土、枯木などが写されたモノクロ写真をめくるたび、山の息遣い、気配が立ち昇る。そして、巻末の永澤康太による詩を読むと、だれもいない(ノーボディ)荒野を歩くウィリアム・ブレイクを描いたジム・ジャームッシュの映画『デッドマン』を思い起こした(そういえば、ブレイクも詩人だった)。
ある土地の歴史や文物を記した地誌のことを「風土記」というが、本書もまた下平による「風土記」と言えるかもしれない。新たな「風土記」の始まり(vol.1とあるからには次号もあるのだろうか?)今後が楽しみだ。
別書名:CLIMATE vol.1 : SAN
著者・発行:下平竜矢
詩:永澤康太
形態:32p ; 26.5cm
内容:
「山」下平竜矢
「何者」永澤康太
頂いた日:2013年5月8日
著者の方よりご恵贈頂いた1冊。どうもありがとうございます。祭りのシリーズが印象的な下平竜矢の今回の新作写真集は「山(SAN)」である。荒涼たる自然、雑草、土、枯木などが写されたモノクロ写真をめくるたび、山の息遣い、気配が立ち昇る。そして、巻末の永澤康太による詩を読むと、だれもいない(ノーボディ)荒野を歩くウィリアム・ブレイクを描いたジム・ジャームッシュの映画『デッドマン』を思い起こした(そういえば、ブレイクも詩人だった)。
ある土地の歴史や文物を記した地誌のことを「風土記」というが、本書もまた下平による「風土記」と言えるかもしれない。新たな「風土記」の始まり(vol.1とあるからには次号もあるのだろうか?)今後が楽しみだ。