佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

北五十里神社       投稿者:とある旅人

2009年12月16日 08時04分16秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

内海府海岸沿いを両津へ向けて車を走らせていたら、右手にやけに立派なそして真新しい注連縄を飾った鳥居が目に入った。慌てて、車を停めて、鳥居に描かれた神社名を確かめたら、「北五十里神社」と書かれてあった。北五十里集落の村社であろう。佐渡には各集落ごとに何らかのお社があるのが通例だ。神社の修理補修費用は、各集落の人々のご寄進と参拝客の浄財によって賄われているものだと思っている。それにしてもこれだけ立派な注連縄を寄進できるのだから、さぞかし北五十里集落の住民は、経済的にゆとりがあるのだろうと勝手に推測してしまった。この神社の開基や歴史については私は何も知らない。



七右衛門(佐渡市小木)    投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月15日 06時00分20秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
小木の七右衛門と言えば、これはもう観光案内本には繰り返し掲載されている手打ち蕎麦の名店だ。観光シーズンのお昼時はかなり混雑するのでゆっくり食べたい時は早めの午前11時頃に訪ねるといいと思う。僕は夏のとある日のその頃に訪ねてみた。この時間帯ならば勿論先客は皆無だ。メニューはぶっかけ蕎麦以外にはないので、テーブルに座ると、おばちゃんが「蕎麦何枚?」と聞いてくる。蕎麦1杯は小腹を満たす程度しかないので、大抵の人は2-3枚を注文するそうだ。僕は1枚だけにしておいた。5分ほどで茹で上がった蕎麦とダシ汁が運ばれてきた。ダシ汁はあごだしのよく効いた薄い塩味である。このダシ汁を蕎麦の上にぶっかけて食べる。冷たいかけそばのようなものである。手打ちの麺は腰があって美味しい!のどごしがよく、蕎麦一枚を食べるのにものの数分もかからなかった。小木の名物蕎麦のお代は500円。味は勿論★★★だよ。



羽吉の大くわ         投稿者:とある旅人

2009年12月14日 06時16分42秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

内海府の海岸沿いに羽吉というところがある。浜梅津の近くだ。ここに「羽吉の大くわ 苔梅の郷」という案内看板がある。看板の指し示す方向に800メートルほど歩くと左手に「羽吉の大くわ」が見えてくる。車で行こうかとも思ったが、佐渡の田舎の山中の道路をそぞろ歩くのも一興かなと思い、涼しい天候にも誘われて、そぞろ歩いてみた。多分総選挙の選挙カーなどは来ないだろうなあ~と思われる山道を10分ほど歩くと右手に「新井 泉美術館」という閉館中の美術館を見つけた。ここから更に数分ほど歩いたところに、目指す「羽吉の大くわ」があった。デジブックを見てのとおり、どうということのない「ヤマグワの老大樹の根元」だ。天然記念物の指定を受けてはいるが、さほど感動する代物ではない。むしろ私は、この大木の横にある、古民家の壁の方がよほど絵になるのではないかと思った。苔梅は有名だが、「羽吉の大くわ」はさほど面白くはなかった。



ランバンオンブルーの女性店員   投稿者:佐渡の翼

2009年12月13日 05時22分22秒 | 佐渡の翼の独り言
ランバンというフランスの高級ブランドがある。これから派生したヤング向けのブランドが「ランバンオンブルー」である。表参道、池袋西武、有楽町阪急、吉祥寺パルコ、丸井メンズなどにショップがあり、ジョイックスコーポレーションが展開しているブランドだ。ブランドコンセプトは「シックで生意気」。若者だけでは無く、中高年層にも支持されているブランドである。筆者は丸井メンズのショップでこのブランドのTシャツを購入したことがあった。その後何度か訪れては靴下などの小物を購入していた。三度目の訪問で、最初にTシャツを購入した時に接客してくれた女性店員さんが自ら姓を名乗り、「高橋と言います。これからもどうぞよろしくお願いします」と言った。とびきりの美人なのだが、筆者の好みのテイストとは少しラインが違う女性だった。その後、お店の前を通るたびに、彼女が筆者の顔を見つけると、満面の笑顔で近づいて来て、「お客様、今度こんな新作がでたんですよおー」と言いながら、お勧めのアイテムをいくつか紹介してくれるのが常であった。最近2年ぶりにこのお店を訪ねたら、変遷の激しいアパレル業界にありながら、彼女は前線に立つ店員さんとして忙しそうに働いていた。まだ筆者の顔を覚えてくれていたらしく、目があったら、満面の笑顔で会釈を返してくれた。

諏訪神社       投稿者:とある旅人

2009年12月12日 06時12分49秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

両津の椎崎温泉のある高台にこの神社がある。毎年、初夏にこの神社の能舞台で行われる薪能が有名だ。能舞台の扉は赤茶色に塗られていて、屋根は瓦屋根の切り妻造りで他の神社のそれとは一風趣を異にしている。拝殿に向かって右手に能舞台があるが、所謂橋がかりと呼ばれる部分に3本の松が植えられていた。拝殿の屋根のひさしに立派な彫刻が彫られているそうだが、狛犬の像に見とれてしまい、ついぞ見逃してしまった。能舞台を囲む林の間からは、加茂湖や大佐渡山脈の雄大な景色を垣間見ることができる。能舞台のある神社にしては珍しくロケーションのよさを誇っていた。拝殿の中には参拝客のための記帳ノートが置かれていたが、見ると近くのホテルに宿泊した人の名前と住所がいくつか書かれているのに気づいた。



デニーズの牡蠣フライ豆腐サラダ御膳   投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月11日 06時01分04秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
9月上旬のとある日、僕は久しぶりにデニーズに立ち寄ってみた。見ると窓の所に、「秋の味覚 牡蠣フライ」という張り紙があるのを見つけた。もうそんな季節かと思い、「牡蠣フライ豆腐サラダ御膳(880円)」というのを注文してみた。出来上がるまでに10分ほどを要した。まず豆腐サラダを味見してみた。豆腐はできあいの絹ごし豆腐を使用していたが、酸味の効いた和風ドレッシングがぴったりと合う、ほどよい味加減で実に美味しい!肝心の牡蠣フライの中身はと言えば、牡蠣の旬には遥かに早いこの時期では案の定、小粒の牡蠣ばかりだった。噛み切ったフライの断面をしげしげと眺めてみたら、牡蠣の身と衣の間に空洞ができているくらい小粒だった。当然、牡蠣の旨みを味わえるほどの身の分量ではなく、かすかに磯の香りを嗅いだ程度のものでしかなかった。佐和田の「友」で食べた濃厚なる岩牡蠣の味に遠く及ばないのは言うまでもない。メニューに牡蠣の産地の記入はなかったが、この際そんな事はどうでもよかった。美味ければ韓国産でもいいというのが僕の主義だからだ。衣の下の丸々とした牡蠣の旨みをほおばるあの醍醐味を味わえるまでにはもう数ヶ月待つ必要がありそうだな。

居酒屋「風島」(佐和田)   投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月10日 06時00分33秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
9月下旬のとある日、僕は東北電力の通り沿いで居酒屋「おもいやり」の数軒北側にある居酒屋「風島」にお邪魔した。店内はカウンター席以外はスナックのボックス席のような感じだった。ボックス席の一部は座敷席に改造してあったので、多分以前はスナックだったお店を居抜きで借りて一部を改造したのではないだろうかと思った。看板にY&Yの文字跡が残っていたのでこれが以前のスナックだったのかもしれない。開店直後の午後5時半に入店したので先客は皆無だった。中年のママさんと、ママさんよりは若いやや豊満な感じのおねーさんの二人がお店を切り盛りしていた。このおねーさんは笑うと笑顔が可愛い!僕は、もしカウンター席に座りお料理を食べている間このおねーさんと会話をし続けた揚句調査員とばれるといけないと思い、ボックス席に座りおねーさんに背を向ける格好で前面のテレビを見つめることにした。まず生ビールを注文したらお通しが出てきた。里芋、椎茸、さつま揚げ、かぼちゃの煮物だが実にいい味だ。これならいけそうだなと感じたので、次いで僕は帆立のバター炒めと烏賊の一夜干しの焼き物を注文した。僕は空腹のあまり物凄い勢いでこのお通しを食べ終えた後少し手持ち無沙汰な様子を見せた。するとそれを見ていたおねーさんは「よほどお腹が空いていたのね」と思ったのかどうか知らないが、すかさず「もしよろしければ」と言いつつ、蟹の味噌汁をサービスですと言いながら出してくれた。優しいおねーさんだなあ~。葱の上には八味唐辛子がかけられていて、蟹のダシがよく効いた抜群の美味さだった。佐渡でコーヒーのサービスを受けたことはあるが、一品料理のサービスを受けたのは初めてだった。この辺は、「きばらし」や「友」とは一味違った面白さを持つ居酒屋さんだなと思った。いやひょっとしたらこのおねーさん、僕のことを調査員だと見抜いていたのかもしれない。

僕は生ビールを飲み干した後はウイスキーの水割り、そしてバイオレットフイーズと立て続けに飲み物を注文しながら残りの二品を食べ始めた。おねーさんは「お客さんお強いんですね」と言った。ママさんが所用で出かけてしまったので店内は僕とおねーさんの二人だけになった。時々カウンターの中にいるおねーさんが水を飲むと、「クチュ、チュパッ」という声が背後から聞こえてくる。つまりそのくらい店は暇で静かだったのだ。帆立のバター炒めには大ぶりの帆立が4個入っていた。味は勿論美味しいし、烏賊の一夜干し焼きも抜群の美味さだ。看板には家庭料理のお店と書いてあった。確かに家庭料理の味がするので、お上品な高級料亭の料理に飽き始めた人の舌には新鮮な味と映るだろう。お代は2800円。「きばらし」や「友」のような思いがけないドラマはなかったが、心温まるそして美味しい居酒屋だった。



「舞」(ウエスチンホテル東京)    投稿者:佐ガット覆面調査員

2009年12月09日 06時00分00秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
10月上旬のとある日、筆者は恵比寿にあるウエスチンホテル東京内の日本料理レストラン「舞」を訪ねてみた。訪問当日はお日柄が良かったせいか結婚式ラッシュであった。そのせいかどうか分からぬが、午前11時半にお邪魔したところ、店内はカウンター席(7席)にかろうじて一席だけ空席が残っているだけの混雑ぶりだった。目の前の冷蔵ネタケースには仕込みが終了した魚介類が丁寧にラップに包まれた後、木箱に納められていた。その並べ方は見事なまでに整然たるもので、二流の寿司屋にありがちな乱雑な並べ方とは天と地ほども違い、さすがはと唸らせるほど都心の高級ホテルの日本料理屋の高貴な風格を漂わせていた。筆者は「海鮮ちらし御膳(3500円)」を注文した。すると、小学生の男児を含む祖父母と孫らしき5人組がやってきてカウンターに座った。おばあさんが全てを取り仕切っているようで、「何でも好きなものを注文しなさい」と孫たちに言うと、男児が「じゃあ僕は烏賊の握りに岩塩を乗せたものがいいや」と生意気な注文をした。しかし板さんは大きくそして明るい声で彼らの注文に一つ一つ丁寧に「はい」と言って応じていた。やはり寿司屋の板さんは威勢がよくなければいけない。ぼそぼそしゃべる板さんではどんなに寿司が美味くても気分的にげんなりしてしまうからだ。

先付けはごま豆腐の上に海老と紫芋を乗せたもの。これは美味しい!そして7分程で海鮮ちらしができあがった。しじみの味噌汁付きだ。ネタはどれも食べやすいように一口サイズに切ってあり、玉子焼きと鮪はサイコロ状に切ってあった。本日の白身は真鯛とカンパチ。その他の海鮮ネタは烏賊、とびこ、いくらである。まず酢飯は人肌で温かく、そして魚介の旨さを引き立てる酢の利かせ具合で上々の出来だった。甘く煮た椎茸とかんぴょう及びでんぶ、これらとほんのり海水の塩味が効いたいくらととびこが合わさっているので、食べるのに醤油などは不要であった。いや実に美味い海鮮ちらしであった。ウエスチンホテル東京は和洋中いずれのレストランも質が高く、たまに贅沢をしたい時にはお勧めのホテルである。




鶴子(つるし)銀山跡       投稿者:とある観光客

2009年12月08日 05時42分32秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

9月下旬に、相川から車を走らせ通称中山トンネルを抜けたところで、左手に佐渡市教育委員会が作製した「鶴子銀山跡」を示す看板を見つけた。どうやら最近設置したようである。鶴子銀山跡に至る林道を5分ほど走ったところで左手に銀山跡へと向かう歩道を見つけた。駐車場に車を停め、この歩道を歩いて行ったら道が二手に分かれていて、右手に「代官屋敷跡」と書かれた案内看板を見つけた。右折せずにここを真っ直ぐ行くと鶴子銀山跡に到達する。この辺一帯は佐渡市が観光用の歩道整備を目的に所有者から借り上げているらしく、その旨を書き記した道標があった。鶴子銀山の坑道跡は既に埋め戻されているため中を覗くことはできない。恐らく大抵の観光客はがっかりするだろう。しかし、干上がった河原に降り、その川床を溯って行ったら右手に狸掘りの跡と思われる小さな洞窟の入り口を見つけたので、そこを写真に収めておいた。

一方、代官屋敷跡を指し示す看板に従って歩いていくと、伐採した木の切り株が散在する野原のような所に出た。更に進むと黄色いテープで囲まれた井戸のような遺跡が二つほどあった。多分整備の途中ゆえ看板などを設置していないのだろうなと思った。

鶴子銀山は相川金山よりも古い歴史を有する佐渡最古の銀山で、最盛期にはこの一帯に千軒もの家が立ち並んでいたそうだが、現在では往時の面影は全くなく一面の草原と化している。正につわものどもの夢の跡と言った風情だが、この銀山跡がこれだけ整備されていることを知っている人は地元でもあまりいないのではないだろうか?


蛇の目寿司(佐渡佐和田)        投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月07日 06時00分45秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
とある夏の日、僕は佐和田にある蛇の目寿司佐和田店にお邪魔した。お店に入ると、カウンター席は地元のおじさん達で満員のご盛況。座敷には4人掛けのテーブル席が三つほどあった。一席は地元の電気会社に勤めるあんちゃん様二人組に占拠されていた。僕は、メニューを見ながら悩んだ。上握りを頼んで失敗したらかなわんからなあ~。ここは一つ、お好みで高級ネタを頼み確実に得点を稼いでおこうと心に決めた。「ご注文は?」の親方の声に、僕は「トロ、雲丹、海老(合計1600円)」をお願いしますと答えた。親方は「トロはメジマグロの腹の部分になりますがよろしいですか?」と聞いてきたので、「はい、けっこうです」と答えておいた。僕はカウンター席に背を向ける格好で正座してお寿司の出来上がりを待った。一ネタ2貫づつ出てくるので合計6個の寿司を握るわけだ、そんなに時間はかかるまいと思った。ところが、けっこう時間がかかっている。時折、握る前に、両手を打つ、ポーンという音が響いてくる。多分、手のひらに酢を塗るための動作だと思ったが、銀座の一流寿司屋ではまず聞かない音だ。僕の行きつけの下町の二流寿司屋ではこの癖のある寿司職人が大勢いた。しかしだからと言って、蛇の目寿司さんが二流だというわけでは決してない。それどころか、蛇の目寿司は一流寿司屋だ。

ようやくお寿司が出来上がった。メジマグロは、しゃりが小ぶりなのにネタが大きすぎる。まるでしゃりにかぶさるようなネタの握り方で、所謂女郎握りだ。しかし、一口味見をしてみたら、ネタの鮮度は抜群で超美味だし、しゃりも人肌で温かいではないか。甘エビとウニも同様で美味しい!ネタは★★★、しゃりも★★★クラス、となれば総合評価は当然★★★と思うだろうが、僕の最終評価は★★だ。理由は、ネタとしゃりとの一体感がいま一つかなと感じたからだ。そうは言っても実に美味しいお寿司だった。佐和田のスナック街で飲んだ後の締めの食事にお寿司をと思ったら、迷わずこのお店へ直行しよう。そしてこのお店、ラブジャンキーズにも近いので、ホステスさんとの同伴出勤(そういう制度があるのかどうか定かではないが)前の夕食を楽しむお店としても活用できそうだな。また行こうと思った。


姫崎灯台     投稿者:とある旅人

2009年12月06日 06時10分00秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

新潟からの旅人が船から佐渡の島影を見た時に、まず最初に彼らの目に入ってくるのが、この灯台とその付近の岩々であろう。灯台の右隣の建物は国民宿舎の「ホテル姫崎」である。陸地からこの灯台に達するには、東海岸線を南下し、「野城」という看板が出ているところを左折する。道幅が狭いので、「ホテル姫崎」の駐車場に車を停め、そこから歩いていくとよい。道の突き当たりは海岸に降りる階段になっているが、その手前に灯台がある。ホテルから少し歩くとちょっとした展望台が見えてくるが、その向こうに灯台がある。灯台は、道端から見上げるような高台にそそりたっていてロケットのような形をしている。灯台の性能その他についてはデジブックの案内看板の画像をお読み頂きたいが、鉄製の灯台で稼動中のものとしては日本最古だそうだ。

灯台を過ぎるとちょっとした広場に出る。そこはキャンプ場になっており、ここから佐渡百選に選ばれた「龍王岩」が見える。順徳上皇がその昔、この岩の付近で船遊びをした時、誤って剣を海中に落とした。その時、海の中から龍王という海神が現れ、剣を拾い上げ上皇にお返ししたという伝説に由来する岩である。佐渡には龍という名の海神にまつわる伝説が島のあちこちに残っている。全てが現実には起こり得ない非科学的な話ばかりなのだが、神の力というものは、実証科学を超えた存在なのだ。

野浦の実力者     投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月05日 04時41分27秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

僕が、野浦の集落に入り山側へ向けて細い道を登って行ったら、左手に前浜小学校というのが見えた。休日にも関わらず職員室には一人の男性教員がいてパソコンの画面を見つめながら仕事をしていた。更に奥へと進むと、刈り終わった稲穂がはぜに干されたおなじみの光景が広がっていた。ふと右手を見たら、畑があり、そこで一人のおじいさんが畑仕事をしていた。僕はこのおじいさんに「かつて港湾都市として栄えた野浦には船宿の名残があるお屋敷があるそうですが、そこはどこでございましょうか?」と尋ねたら、おじいさんは「あんた学校の先生か?それは俺のうちだ。屋号は『のとや』とゆうてな、すぐ下にあるよ」と言った。更にこのおじいさん「俺の名前は『臼杵 』、年齢88歳!」と実にかくしゃくたるお声で言い、「俺はなあ~、野浦の公民館の「おまえの間」と言う所に45軒の人を集めて総会を開いたことがあるんだ。佐渡で俺の名前をしらんものはない!」と右手で鎌をふりかざしながら僕に向かって吠えまくった。大した迫力である。どうやらこのおじいさん、野浦一、いや佐渡でもかなりの有名人らしかった。ちなみに、この記事のデジブックの閲覧数は650近くになり、その勇姿が全国にあまねく知れ渡る結果となった。



野浦集落     投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年12月04日 06時01分23秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

野浦という集落は、小佐渡山脈の南東端に程近い海岸線にある集落だ。この集落は野生の朱鷺の最後の営巣地であった集落としてつとに名高いが、実はその昔、野浦には「浦目付け」なるお役人が常駐し、交易のために立ち寄った北前船の荷役を改めたり、不審者の入島を水際で阻止する役目を担っていたという事は意外と知られていないのではないだろうか?つまり、今でいう海上保安庁と税関の役目である。更には海難救助や大波などの海岸災害に対する防備などの役目も担っていた。つまり防災・危機管理・通関業務・船舶臨検などの国家の保安に関する枢要な拠点だったのだ。同じ北前船が立ち寄った宿根木のような商用港としての賑わいはなかったのかもしれないが、秩序を重んじ、世界情勢に疎い村人がいれば彼らに情報伝達を行い、それらを共有しようとする進取の気風がみなぎっていたのではないかと想像される。僕がこの集落を訪れた時、ガラスで囲われた村の掲示板に、鳩山新政権の閣僚名簿が手書きで記載されていて、「これで世の中は変わるのか?」という趣旨の見出しが躍っていた。この辺が何とも野浦らしい!眼の前の海では小学生がシーカヤックの練習にいそしんでいた。僕が車から降り、地元のおじさんと目があうと、おじさんが「あんた、どこから来たのんやあ~」と尋ねたので、僕が「東京っす」と答えたら」、「ほお~よう来たなあ~」と応じてくれた。



高級ブランドバッグに威力はない     投稿者:佐渡の翼

2009年12月03日 05時20分19秒 | 佐渡の翼の独り言
今年の9月頃、未成年の少女に売春を斡旋したとして逮捕起訴された佐渡市職員がいた。その公判の様子を報じた新聞によると、犯行の動機の一つは「新潟市内のキャバクラ嬢に高級ブランドバッグを貢いだために生活費が欠乏し生活が困窮した」からだそうだ。筆者は、この男は本当に無知だなあ~と思った。いまどきの売れっ子キャバ嬢は、高級ブランドバッグなどを有難がらないどころか目もくれない。彼女らは腐るほどそれらを持っているので、たとえ客からブランドバッグを贈られても、それらは直ちに質屋送りとなり換金されるのがオチだ。キャバクラで高級ブランドバッグを女の子に贈りその歓心を買おうとするのは世間知らずの男がするもの。もてるための一番いい方法は現金でチップを弾む事だが、貧相で人品骨柄が卑しい輩がそういうことをすると、不正な手段で入手した金をばらまいているのではないかと思われ、返って逆効果になりかねない。

キャバクラで女の子の心をつかむ最もスマートな手段は花束を贈ることだ。しかし、これみよがしの大きなバラの花束を贈ってもかさばるだけで持ち運びが不便なため返って迷惑がられるのがオチだろう。推奨しうるのは、画像のようなコンパクトでお洒落心溢れる生花だ。これは伊勢丹メンズ館8階のニコライバーグマンで購入した。男性月刊雑誌「ウオモ」が別注した、生花で作成したクリスマスギフト用のフラワーボックスである。最近、筆者はある女性にこれを贈ってみた。元手はわずか3150円に過ぎなかったのだが、後で聞いたらかなりのインパクトがあったらしく、費用対効果は抜群で思いがけない得点を稼いでしまった。「ウオモ」に言わせると「贈り物には正しい距離感と高度なセンスが必要」だそうだ。言い得て妙かも。。。

「キャバクラに3回通えば同伴出勤を承諾してもらえる」とは巷間よく言われるが、初めて訪ねたお店で女の子から同伴を持ちかけられ舞い上がった男がかつていた。こういう男を「カモ」と言うのだが、百戦錬磨のキャバ嬢はこういう騙し易い男から金を巻き上げる術を実によく心得ている。「初めて会ったのに同伴に誘うとはあの子俺によほど気があるんだな」と思わせたらもう女の子のもの。キャバクラではお店によっては女の子に同伴のノルマを課している所もある。女の子にとって同伴などは恋愛ではなくあくまでも営業の一環。真綿で首を絞めるように徐々にこういう哀れな男から金を巻き上げていくと、くだんの佐渡市職員のようなとんでもない末路が待っているのかもしれない。恋は盲目と言うが、一旦のめり込んでしまうと周りが見えなくなるのだから恐ろしい!重ねて言うが、キャバ嬢と本気で色恋沙汰になるようでは遊び方の修行が足りぬ!

佐渡ではたとえキャバクラが出現したとしても、島の男と馴染みになるのを嫌う若い女の子はそこへは勤めずに、コンパニオン派遣クラブに勤めるのだという。都会でいうコンパニオンとは、ホテルの立食パーテイなどの会場で、飲み物やお料理を運んできて、そのついでにちょっとした話し相手になる程度のものだが、佐渡のコンパニオンは、主に、ホテル、旅館、料理屋などで催される宴席に招かれて、お客の酒食の相手をするのだという。従って、身の安全を守るため、一人客が宿泊する部屋などへはコンパニオンを派遣したりはしない。以前あるスナックで、「4~5人程度の男性客のいる部屋に二人で派遣されたコンパニオンの一人が身の危険を感じそうになった経験」を筆者に話してくれた事があった。ところが、客との合意の上で、一線を越えた関係になって報酬を得る不逞なコンパニオンも中にはいるらしいと言う話を筆者はあるスナックで仄聞した。所謂裏デリヘルと呼ばれるやつかもしれない。それらが事実ではないことを祈るが、いくらコンパニオン派遣業の元締めが頻繁に携帯電話で女の子と連絡を取り合い身の安全を確認しているとは言っても、闇社会の奥はとてつもなく深いのだから!



あわび集落       投稿者:とある旅人

2009年12月02日 06時00分57秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

赤泊集落の遥か東側に赤玉が産出されるので有名な赤玉集落と言うのがある。別に集落を歩いていても赤玉がそこらじゅうに転がっているわけではない。赤玉の採石場はまた別の場所にあるのであろう。赤玉集落はどうという事の無い極普通の集落だった。この集落の隣に「あわび」という集落がある。あわびという漢字には魚へんに包に似た字を当てる。ところがこの集落の「あわび」は虫へんなのである。私はこの集落で枯れ草のような物を踏みつける作業をしていたおばあさんに「あわびという地名の由来」について尋ねてみた。するとおばあさんは、「確かにこの辺でも鮑は獲れますよ。でも集落の地名は魚へんの鮑じゃないですからねえ~。虫へんのあわびのいわれは私らにもよう分かりません。この地区には空き家が多くて。。昔は19軒あってそれぞれに人が住んでいましたが現在は7軒にまで減っています。若い人達はみんな東京へ出て行ってそこに家を建てて住んどります。戻ってくる人はいません。だから年寄りだけしか残っとらん。その年寄りもおじいさんが先に死んでいくので、私らのような後家ばあーさんだけが残る結果になっとりますっちゃ」と笑いながら言った。集落を歩いてみると確かに空き家が目立つ。そしてこんな小さな集落にも村社がちゃんとあった。あわび集落の眼の前は海、背後には山が迫っている。あわび集落は、これと言った観光資源などもないただの寒村にしか過ぎないが、ものの哀れを誘うような光景が広がっていた。ただ、この集落のはずれに、勃起した男根そっくりの岩があるのに気付いた。これと朱鷺が舞い降りる可能性で、あわび集落を売り出せるかもしれない。




i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

ブログの記事内容について

「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、宿根木の日本料理の名店「菜の花」(2013年4月に東京上野桜木で再オープン。電話番号:03-3827-3511)、小木の新保屋食堂」、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」と「洛陽」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のラーメン店「燕人」、佐和田の喫茶店「トムキャット」、佐和田のイタリアン「バール・フェリチータ」、佐和田の「石川食堂」、佐和田のラーメン屋「げんき家」、佐和田のキャバクラ「パレス」、八幡のスナック「メンソーレ」(カラオケ、ココルに変身)、二見のラーメン屋「二見食堂」、真野の「寿司正」(後継は洋風のお店になる模様)、相川の「りき寿司」、相川ののら犬カフェ、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」(佐和田へ移転)、金井のスナック「花音」(スナックyy'78に変身)とスナック「リバーサイド」(居酒屋兼食堂:クッチーナに変身)、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」、両津のファーストフードの店「マックス」、両津の「彩花停」(海結に変身)です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」、佐和田の「シルバービレッジ」(改装され、ホテル浦島東館として再スタート)、相川のホテル「さどや」、えにしの宿「新ふじ」、相川やまきホテル。廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。 2018年8月10日現在の情報に基づいています。

佐渡の翼管理人

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