佐渡の翼

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高級ブランドバッグに威力はない     投稿者:佐渡の翼

2009年12月03日 05時20分19秒 | 佐渡の翼の独り言
今年の9月頃、未成年の少女に売春を斡旋したとして逮捕起訴された佐渡市職員がいた。その公判の様子を報じた新聞によると、犯行の動機の一つは「新潟市内のキャバクラ嬢に高級ブランドバッグを貢いだために生活費が欠乏し生活が困窮した」からだそうだ。筆者は、この男は本当に無知だなあ~と思った。いまどきの売れっ子キャバ嬢は、高級ブランドバッグなどを有難がらないどころか目もくれない。彼女らは腐るほどそれらを持っているので、たとえ客からブランドバッグを贈られても、それらは直ちに質屋送りとなり換金されるのがオチだ。キャバクラで高級ブランドバッグを女の子に贈りその歓心を買おうとするのは世間知らずの男がするもの。もてるための一番いい方法は現金でチップを弾む事だが、貧相で人品骨柄が卑しい輩がそういうことをすると、不正な手段で入手した金をばらまいているのではないかと思われ、返って逆効果になりかねない。

キャバクラで女の子の心をつかむ最もスマートな手段は花束を贈ることだ。しかし、これみよがしの大きなバラの花束を贈ってもかさばるだけで持ち運びが不便なため返って迷惑がられるのがオチだろう。推奨しうるのは、画像のようなコンパクトでお洒落心溢れる生花だ。これは伊勢丹メンズ館8階のニコライバーグマンで購入した。男性月刊雑誌「ウオモ」が別注した、生花で作成したクリスマスギフト用のフラワーボックスである。最近、筆者はある女性にこれを贈ってみた。元手はわずか3150円に過ぎなかったのだが、後で聞いたらかなりのインパクトがあったらしく、費用対効果は抜群で思いがけない得点を稼いでしまった。「ウオモ」に言わせると「贈り物には正しい距離感と高度なセンスが必要」だそうだ。言い得て妙かも。。。

「キャバクラに3回通えば同伴出勤を承諾してもらえる」とは巷間よく言われるが、初めて訪ねたお店で女の子から同伴を持ちかけられ舞い上がった男がかつていた。こういう男を「カモ」と言うのだが、百戦錬磨のキャバ嬢はこういう騙し易い男から金を巻き上げる術を実によく心得ている。「初めて会ったのに同伴に誘うとはあの子俺によほど気があるんだな」と思わせたらもう女の子のもの。キャバクラではお店によっては女の子に同伴のノルマを課している所もある。女の子にとって同伴などは恋愛ではなくあくまでも営業の一環。真綿で首を絞めるように徐々にこういう哀れな男から金を巻き上げていくと、くだんの佐渡市職員のようなとんでもない末路が待っているのかもしれない。恋は盲目と言うが、一旦のめり込んでしまうと周りが見えなくなるのだから恐ろしい!重ねて言うが、キャバ嬢と本気で色恋沙汰になるようでは遊び方の修行が足りぬ!

佐渡ではたとえキャバクラが出現したとしても、島の男と馴染みになるのを嫌う若い女の子はそこへは勤めずに、コンパニオン派遣クラブに勤めるのだという。都会でいうコンパニオンとは、ホテルの立食パーテイなどの会場で、飲み物やお料理を運んできて、そのついでにちょっとした話し相手になる程度のものだが、佐渡のコンパニオンは、主に、ホテル、旅館、料理屋などで催される宴席に招かれて、お客の酒食の相手をするのだという。従って、身の安全を守るため、一人客が宿泊する部屋などへはコンパニオンを派遣したりはしない。以前あるスナックで、「4~5人程度の男性客のいる部屋に二人で派遣されたコンパニオンの一人が身の危険を感じそうになった経験」を筆者に話してくれた事があった。ところが、客との合意の上で、一線を越えた関係になって報酬を得る不逞なコンパニオンも中にはいるらしいと言う話を筆者はあるスナックで仄聞した。所謂裏デリヘルと呼ばれるやつかもしれない。それらが事実ではないことを祈るが、いくらコンパニオン派遣業の元締めが頻繁に携帯電話で女の子と連絡を取り合い身の安全を確認しているとは言っても、闇社会の奥はとてつもなく深いのだから!




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