佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

スナック「舞」(佐渡両津)再び    投稿者:佐渡の翼

2009年12月25日 06時00分32秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
12月23日の午後8時、筆者は一年ぶりにこの思い出深いスナック「舞」を再訪してみた。その重々しい扉を開けると、カウンターの内側には20代と思しき女性が二人いて、両者共おしぼりを巻く作業に余念がなかった。クリスマスらしく二人共サンタクロースの格好をしていた。一人は20代後半と思しき可愛い女性でもう一人は眼鏡をかけた、これまた20代と思われる可愛い女の子。明らかに一年前とは女性の顔ぶれが全く変わっていた。筆者はこれならバレそうもないなと思い、20代後半(25歳と思えた)の女の子に、「今日はボトルを入れるからね」と言うと、彼女は「あら有難うございます。では焼酎の水割りでよろしいでしょうか」と、クラブ瀬里奈のママと同じような事を言った。筆者は「いや、そんな安い酒じゃあなくってえ~、ヘネシー1本、オールドパー1本、焼酎は、グランドブルーを3本とJapanを3本入れてくんない。そしてそれらをテーブルの上に並べて、全部に佐渡市民と書いて頂戴。写真撮るからね」と言った。すると女の子は「え~、すっごお~い、本当ですかあ~?お客さん何人様でいらしたのでしょうか?」とたまげたような表情で言ったので、筆者が「一人だよ、飲むのはヘネシーで、後はクリスマスのお飾りにするだけだから」と事も無げに言うと、彼女は目を剥きながら絶句してしまった。事情が分からなそうな二人を尻目に筆者がテーブル席に座ると、奥から35歳と思しき美人女性が現れた。この女性、筆者の目の前に座り、黙々とヘネシーの水割りを作り始めたので、筆者は「あなたは私が初めて会う人ですか?」と妙な質問をした。すると彼女は「はい初めてのように思いますが」と抜け抜けと言った後、「でも一年前にカウンター越しにお客さんと一対一でお話した記憶があるような気がします」と遠慮がちに言い始めた。筆者には明らかに一年前とは別人のように思えたのだが、彼女は「一年前にお話させて頂いたときは、確か、私が新橋に勤めていたと言いました」と、当事者にしか分からないキーワードを漏らしたので、この一言で彼女が一年前に会った女性と同一人物である事が明々白々となった。筆者は彼女の言う初めての意味は「一年経って、化粧で見事に変化した私の顔を見るのは初めてでしょ」という事なのだろうなと思った。

すると、ドアーを勢いよく開けて、黒のダウンを着込んだ小学生の男児が現れ、次いで同色のダウンを着た女性、そしてその女性の母親と思しき女性の三人組みが相次いで店の中へ入ってきた。筆者はこの集団は何なのかと思ったが、どうやらママとその家族らしき集団のようだったのだ。筆者が「ママはどこにいるの?」と35歳の女性に尋ねたら、「今、奥で一生懸命おつまみを作っています」と答えた。筆者が席を立ち、店の奥の方へ向かうと、ようやくママが姿を現して、「佐渡の翼さんですね」とうつむき加減で涙ぐんだような表情で言った。筆者はママに向かって右手を差し出し、「一年ぶりですね、お元気ですか」と言いつつ、二度三度と握手を繰り返した。もうこれで隠し事をする必要はなくなったので無礼講でスナック「舞」でクリスマス兼忘年会をやる事にした。筆者の右隣には20代後半の美人が座り、35歳の女性の隣に、眼鏡の女の子が座った。ラブジャンキーズの時は両手に華のムッシュムレムレだったが、スナック「舞」では更にその上を行くトリプルでお店はさながら筆者の貸切状態となった。そりゃそうだろう、ヘネシー、オールドパーに加えて焼酎6本もキープしたのだ。破格の待遇と相成っても不思議ではない。

筆者は、「これはクリスマスプレゼント兼ボーナス」と言いつつ、一万円を入れたポチ袋をそっと35歳のおねーさんに渡した。「クリスマスプレゼントだからその場で開けていいよ」と筆者は彼女に言った。ポチ袋の中身を見た彼女は一瞬びっくりしたようなそして困惑したような表情を浮かべ、「こんなにい~」と言って絶句した。筆者は「ま、いいんだよ、これで秘密を守ってもらえれば、いわば領収書が不要の機密費のようなものだ」とは言わなかったがそのような表情で目配せをしたら今度は百万ドルの笑顔に切り替わった。一万円と言えば彼女たちの日給にほぼ匹敵する額かもしれない。おねーさんがびっくり仰天したのも無理からぬ話だ。このおねーさんは源氏名を「あけみ」と名乗った。そして「私の誕生日は1月1日なので、よく、あけみましておめでとうございますという駄洒落を飛ばされます」と言いながらほがらかに笑った。

ホステスさんと言うものは、それぞれが様々な人生の事情を抱えながら虚飾の世界で働いている。言わば彼女達はお店の中を舞台に本物の芝居を演ずる女優さんのようなものだ。故勝新太郎は、銀座のクラブで豪遊した後、ホステスさん全員に1万円のチップを手渡すのが常だったという。勝にとっては銀座のホステスさんは全員、彼の芸の教科書でありお師匠さんであった。従って勝の渡すチップは言わば授業料、筆者のチップは彼女達のそうした演技に対する観劇料なのである。

i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

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