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願集落の端っこから海沿いに集落と二つ亀を結ぶ遊歩道が続いている。そこが賽の河原へと続く道である。途中右手に施願観音がある。ここを過ぎると、崩落を防ぐために金網を巻いた断崖が続き、やがて、多くの石地蔵が並ぶ高さ約5mほどの洞窟に辿り着く。ここは海食洞穴で、大小様々な立像地蔵が安置されており、洞穴内の左奥のくぼみは「血の池」と伝えられている。地元では石と呼ばれており、賽の河原からは二ツ亀が間近に見えるが、二ツ亀からは賽の河原を見ることはできない。賽の河原は、上からも左右からも死角になった実に絶妙な場所にある。民俗学者の柳田國男が佐渡を訪れた大正期には、ここに地蔵堂があった。真更川の村人は三崎遍路(小木・赤泊方面への遍路)から帰ると海府遍路も回る習慣があり、その一泊目がこの地蔵堂であったという。賽の河原は寺院ではないため、遍路の正式な札所ではないが、ここも併せて巡拝されていた。賽の河原は、幼くして亡くなった子供たちが、「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため・・・」と、先立つ不幸を親に詫びるために、石を積む場所といわれている。積む先から鬼がやって来てそれを破壊してしまうが、翌朝には元通りになっていると言われ、最後は地蔵がやって来て子供達を救うのだと言う。子供をなくした親たちが、ここへ来れば自分の子と同じ顔の地蔵に逢うことができ、その泣声も聞くことが出来ると信じられている。ここにある物を持ち帰ると不幸になるとされており、どんな物でも決して持ち帰ってはならないとされている。 src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6b/649378275dc9e260086ede4442d10682.jpg" border="0width="600" height="450">
願集落の海岸
岩場に
打ち寄せる
波
集落から見た大野亀
こんな小さな地蔵が
いくつも
こんな風に並んでいた
賽の河原
このように石が
幾つも
積み上げられている
石越しに見た日本海
こんな感じで並んでいる
折れた標柱を修理し張り合わせてあった
子供地蔵
377体目だ
382体目
子抱き観音
子供のおもちゃ
地蔵と風車
二つ亀ビューホテルのレストランにいたカップル
不動明王像
仏像
賽の河原から見た二つ亀
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