佐渡の翼

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カフェテラス「四季」(佐渡市両津)    投稿者:佐渡の翼

2011年12月20日 03時35分53秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記

両津のサンモールショッピングタウンの右隣に回転寿司の「大八」さんがあり、その二階にカフェテラス「四季」がある。「四季」さんのお隣はジェリービーンズなる美容室である。筆者は、カーフェリーから降り立った10月30日の午後12時10分頃にこのお店にお邪魔した。店内はこ綺麗で、タバコをふかす地元の腹出りおじさんさえいなければ、田舎臭くない洒落たカフェと言う感じであった。その雰囲気と洋風メニューの多さから地元の中年女性には大人気のお店らしく、おじさんを除いた先客は全員中年おばさん達であった。布製の4人掛けのテーブル席が4卓と6人掛けのそれがL字型に置かれ、入り口付近には6人掛けのテーブル席が2卓置かれ、6席からなるカウンター席、そしてカウンター席とネット接続のパソコンが置かれたテーブルの間に4人掛けのテーブル席が2卓ほどあり、広々とした感じのカフェ兼洋食屋と言った趣であった。筆者はパソコンの隣のテーブル席に座り、メニューを広げようとするこのお店のママさんの手を制し、このお店のお勧めメニューである「グラタンセット(1200円)」を注文した。このママさん、上品で気品のある端正な顔立ちをしていらっしゃる。マスター氏は、「そいのん」に掲載された写真と同じ格好をした細見の男性であった。そして若おにいちゃんの3人でお店を切り盛りしていた。家族3人で経営してらっしゃるのだろうか?1階に置かれたメニューボードには「グラタン、パスタ、ピザ、ピラフ、ハンバーグ」などの文字が並んでいたので、洋食中心のカフェなのであろう。

 

注文後、グラタンが出来上がるまでの間、筆者の右斜め前方にいた40代後半とおぼしきおばさんと、後姿はどうみても60代のおばさん二人組の会話を聞くとはなしにではなく、耳をそばだててよお~く聞いてみた。両津で評判の二つの飲食店の話題に関する会話だったからだ。一つは今一番勢いのある両津漁協近くの「ヘブンズキッチン」さん。このおばさん、「店内はそんなに広くはなく、カウンターもこのお店の半分くらいかしらねえ~、三つのテーブル席があり、ランチは二種類から選べて、どちらもベーグルが付いてくるのよ。女性一人で切り盛りしているんだけれど、なかなかこだわりがあるらしくって」と言い、「でもパスタは美味しいのよ」と続けた。どうやら「ヘブンズキッチン」さん、両津の佐渡市民の女性達の間での評判は上々のようだ。だが、「おばさあ~ん、「サルバトーレクオモ」や「マキャベリ」の繊細なる高級パスタを一度味わって御覧よ、パスタ感が180度変わるから」と、筆者は心の中でつぶやいてみた。40代後半のグルメおばさんは更に、「潟端にねえ~、完全予約制のフレンチレストランがあるの、民家のような所でね、30代の夫婦がやっているらしいんだけど、一皿、一皿、ゆっくり時間をかけてお料理が出てくるの。1時間くらいかけて食べるわけよ。結婚記念日とか何かのお祝い事の時に予約するといいのよねえ~」と言ったが、「でもあたし、行った事がないので場所がよく分からないの」と続けた。「講釈師見てきたような嘘を言い」と言う川柳があるが、このおばさん、行った事もないくせに、口コミで、これだけの内容を見事におばさん相手に披露に及んでいた。かくして佐渡の大人の隠れ家レストラン「清助」の名声は佐渡じゅうに拡散していくのであろう。佐渡なびにリンクされたデジブックを見れば、道案内や地図などは一発でわかるのだが。。。どうやらこのおばさん達、当ブログを愛読する人々ではなさそうであった。



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