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チーズの後は、デザートである。まずは、小さな丸いお団子のような小菓子を入れたスプーンと、リンゴのシャーベットを乗せたお皿が出てきた。お団子の正体は、リンゴ味の皮にくるまれたホットチョコレートであった。次いで、チーズと生クリームを混ぜ、これで苺をくるんだケーキが出てきた。ケーキの天辺には、白くて薄い平べったい飴が乗せられていた。スイーツが大好きな筆者は、このケーキが物凄く美味しくて、我を忘れるほどであった。最後に、ストレートの紅茶が出され、これには自家製ショコラとヌガーが付いていた。チョコをまるで子供のように美味しそうにほおばる筆者を見たゆきちゃんは、「本当にスイーツがお好きなんですね」と微笑んだ。チョコを食べ終えた筆者は、クリスマスプレゼント用に買い求めておいた、ルイヴイトンの数量限定、日本限定のハート型の赤い小銭入れを、ゆきちゃんに差し上げた。50,800円もした高価な小銭入れである。勿論、ゆきちゃんは大喜びでこれを見せながら写真に納まってくれた(画像)。ゆきちゃんは、パソコンに加え、i-Phoneとi-Padも持っている。筆者が、i-Padが必要な理由を問うたらば、彼女は「i-Padは起動が早いので、パソコンよりも扱い易いから」と答えた。i-Padには、文字入力のための専用キーボードが用意されてはいるものの、アップル社製ゆえ、そのワープロソフトに、マイクロソフト社のワードとの完全な互換性がない。筆者に取っては、ワードは文章作成の必須ツールになっており、それが筆者がi-Padを利用せずに小型のモバイルパソコンを持ち歩く最大の理由である。時計を見たら、時刻は午後10時を回っていたのでテーブルで会計を済ませた。普段なら食べきれないほどの分量のお料理の数々だったが、全てを完食したにも関わらず、不思議と満腹感はなく、まだスイーツの一皿は行けそうな感じであった。これは、お料理の一皿一皿にしつこさがなく、かつ二人で仲良く美味しく食べたためなのだろうと解釈した。
シャンパンとワインを含めた今宵のクリスマスデイナーの御代の総額は70,840円!佐渡への一泊二日の旅行代金に匹敵するお値段である。佐渡の翼耽溺家さん達との約束を守る費用としてはかなりの散財であるが、愛する人との楽しい食事デートの金額としては安いものだ。ゆきちゃんは、東急田園都市線の用賀駅の近くのマンションに住んでいるので、筆者の愛車で送って差し上げた。彼女のマンションは、銀座から首都高に入り、用賀インターチェンジで降り、用賀駅方向に向かったらすぐの所にあった。車中でCD音楽を流してあげたら、ゆきちゃんは、i-Phoneを取り出し、何やら操作をし始めた。「何をやっているのか?」と問うと、「音楽を聞かせると、歌い手を同定してくれるアプリがあるので、それを起動しているのよ」と答えた。果たせるかな、数分でポップミュージックのシンガーの名前が画面に現れた。「便利なアプリもあるものだわい」と思いながら、ふと道路の右手を見たら「スナック ブス」と言う看板を掲げたお店があった。「面白いお店だなあ~」と笑ったら、ゆきちゃんは「あそこは、店員さんがブスなんですよ」と言った。ゆきちゃんを降ろした場所をカーナビに登録した後、筆者は愛車を自宅の方角へと向けた。次回のミシュラン★付き店訪問記シリーズのお店は、昨年、見事に★★★に輝いた六本木の新日本料理「龍吟」さんで、来年2月下旬にゆきちゃんと一緒に訪問予定です。どうぞご期待下さい。
プチデザート
苺のデザート
紅茶と自家製ショコラ!
お楽しみのディナーのお代!
彼女は、こんなnail artもやる