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佐渡の翼

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運良く鳴門観光港行きのタクシーを捕まえた    投稿者:佐渡の翼

2017年10月09日 06時00分25秒 | 国内旅行記

バスが交差点での信号待ちで停車するタイミングを見計らい、筆者は運転手さんに「鳴門観光港まで行きたいのだが」と告げた。すると茶髪でホストっぽい風貌の運転手さんは「徳島駅まで行くと遠回りになりますので、この交差点を渡った所に次の停留所がありますから、そこで降りてから少し戻って下さい。そして交差点を右折してしばらく行った右手に鳴門観光港行きのバス停がありますのでそこでバスが来るのをお待ち下さい」と教えてくれた。筆者は、一区間分の乗車料金である120円を支払いバスを降りた。そして教えられたバス停まで行き、時刻表と時計を見た。運悪く、鳴門観光港行きのバスが出発した1分後の10時36分に到着した模様で、次のバスが来るまで1時間近くもある事が判明した。渦潮を見物するための観光船の出航時刻は12時45分であり、時間的には充分な余裕があったが、1時間も待つ積もりはなかったので流しのタクシーを捕まえようと思った。すると、これぞ天佑かと思うくらいのいいタイミングで空車表示のあるタクシーがやって来た。

筆者は手を挙げてタクシーを捕まえ、素早く乗り込んだ。車内に禁煙表示があるにも関わらず、くわえタバコで運転するマナー違反のおじさん運転手さんだったが、この際、タバコ臭さなどは問題ではない。運転手さんはタバコを揉み消しながら、バスを乗り間違えた顛末を聞くと、「ああ~あのバスの運転手さんと私は友達なんです。さっきも、やあと言いながら分かれたばかりなんですよ」と言った。徳島は狭い田舎だなと思ったが、無事に鳴門観光港まで運んでくれさえすればいいので、そんな事はどうでも良かった。筆者が「渦潮を見る目的で日帰りで東京から飛行機でやって来た」と言うと、運転手さんは「わざわざ渦潮を見に東京から来て頂けるなんて有難い事です」とひとしきり礼を述べた。筆者が「徳島ラーメンなる物は美味しいのですか?」と問うと、「ああ~あのラーメンは、横浜のラーメン博物館に出店して以来大ブレークしたんですよ」と答えた。更に運転手さんは「徳島の美味い食べ物は、阿波地鶏料理です」と続けた。」。筆者が「鶏肉は嫌いなんです」と言うと、「それでは、讃岐うどんとは真逆で腰の弱い、柔らか目の鳴門ちゅるうどんがお勧めですよ。後、お土産ならば、酢橘や鳴門金時と言う薩摩芋などが有名です」と応じた。筆者は、徳島では美味い物巡りは期待薄だなと思いつつ、窓外の景色に目をやった。

前方に鳴門大橋が見えたのでシャッターを切ったが、曇っていたためうまく写ってはいなかった



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