佐渡の翼

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パリ・セヴイユ(東京自由が丘)のケーキ   投稿者:佐渡の翼

2013年02月12日 04時56分22秒 | 可愛いスイーツ達
2月10日、筆者は電車で表参道ヒルズへ向かった。本館三階に、ベルギーアントワープのチョコの名店「デルレイ」のカフェがあるが、ここで、バレンタイン期間限定(2月1日から14日まで)のデザートが提供されている事を雑誌で知ったので、興味本位でこのお店を訪ねてみた。午前11時の開店と同時にお店に行ったら、くだんのデザートは、午後2時から提供予定との事だったので、その前に昼飯を食べる場所を探す羽目になった。ハワイの有名なパンケーキ屋の日本初出店である「カフェカイラ」が入居する表参道ジャイロビルを思い出し、そこへ行ったらば、お店は地下一階なのに、地上まで続く行列ができていた。その行列の9割は20代の女子である。米国人が食べるパンケーキなど、大して美味くはないし、高々2千円程度で別に高級な食べ物でも無い!行列するほどの代物にあらずなのだが、そこはそれ、パープリン女の子達は、雑誌やテレビが「行列が出来るほどの人気店」と囃し立てるので、土日祝日は行列が途絶える事は無いのだという。午前8時が開店時間なので、朝早くに行けば並ぶ必要は無い!しかるにだ、この程度のパンケーキ屋風情に行列をするのだ、この女共は。彼女らはいずれ結婚して子供を生むだろう、そして日本を背負って立つ殿方達の支援役に回る。これで果たして日本の将来は大丈夫だろうか?と、しばし暗澹たる思いに成った。それではと思い、表参道交差点に面する東急プラザビルの7階にある、同じパンケーキの人気店である「ビルズ」へ行ってみた。リコッタチーズとメレンゲをふんだんに加えた、ふわふわパンケーキが人気らしい。エレベーターを降りると、ウエイトレスが「午後6時まで満席と成っております」とがなり立てていた。「ビルズ」って、たかがパンケーキ屋だろう?朝食レストランだろう?それが、ミシュラン★★★店よりも人気があるとはクレージーそのものではないか?どうにもふざけているとしか思えなかったので、エレベーターから降りずにそのままU-ターンする事にした。そして同じ考えの女子達でエレベーター内はギュウギュウ詰めの超満員状態になった。男子は筆者一人だけで、他は全員20代の女子!その子達がダウンコート越におっぱいをぎゅうぎゅう押し付けて来るので、筆者は、ショルダーバッグを抱えた右手の肘でそれらをガードしながらようやく明治通りに出た。周りを男性に囲まれ、痴漢被害に遭った時の女の子の心理がよく分かった。

ほうほうの体で副都心線と東横線を乗り継ぎ、渋谷経由で自由が丘駅に辿りつき、本来ならば二軒目のデザート予定のお店であるブーランジェリー「パリ・セヴイユ」を訪ねてみた。午後12時10分を周った頃だったが、ケーキが並べられたガラスケースの中を見たら、一番人気の「サントノーレ(580円)」(画像)が残り三つに成っていた。無くなれば補充されるのだろうが、出来上がりを待っていては時間がかかる。そう考え、思い切ってイートインする事に決め、食事の前にデザートを食べる羽目になった。この「サントノーレ」、まずキャラメル味の生クリームがたすきがけに成っており、その下に、カスタードクリームを詰めた、表面に飴が塗られたプチシューが三個あり、その下の台座にカスタードクリーム入りのシュークリームが鎮座ましますと言う構造だった。ケーキ特集号の「ブルータス」と言う雑誌には、その内部構造が微に入り細に入り割面の写真と共に紹介されているが、要するにシュークリームの四重奏と言えば分かり易かろう。735円の紅茶と共に美味しくこのサントノーレを味わったが、本当に美味しいケーキであったな。

お店の外観。ドアに小さな文字で「パリ・セヴイユ」と書かれていた。

ケーキよりも紅茶の方が値段が高い!


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