佐渡の翼

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デルレイカフェのバレンタインコレクションプレート(表参道ヒルズ)  投稿者:佐渡の翼

2013年02月13日 05時27分46秒 | 可愛いスイーツ達
パリ・セヴイユを出た後、本来の昼食を食べる店を探すべく、自由が丘の駅前をふらついて見た。すると、北海道ラーメン「飛来」なるお店の看板が目に付いた。ま、何でもいいや、腹さえ満たせれば。そう思い、このラーメン屋に入ってみる事にした。午後1時を過ぎていたが、8割ほどの客の入りだった。麺屋「武蔵」同様、食券を購入するシステムで、筆者は味噌ラーメン(700円)を注文した。厨房内のお兄ちゃんは、まずモヤシを炒め、次いで、タレの素を丼の中に入れた後、湯切りした麺を入れ、それを箸でかき混ぜた。最後に冷たいめんま、チャーシュー、ワカメ、ネギをトッピングして出来上がり。スープを味見してみたら、けっこう美味いのだ。辛さはなく、さほどしつこくも無くていくらでも飲めるスープである。どうかなあ~と思いながら入店したが意外にも美味かった。麺は、卵を練りこんだかのような真っ黄色の太麺だが、スープとの相性は良かった。次のデザートが控えていたので7割ほどで終了としたが、美味いラーメンだった。事前リサーチ無しに飛び込んだ店だったのだが、当たりと言ってよかろう。このラーメン屋を出た後、筆者は、表参道ヒルズへ戻り、三階にあるデルレイカフェに向かった。午後2時丁度にお店にお邪魔したら、運良く二人掛け席が一つだけ空いていた。そこに着席し、お目当ての「バレンタインコレクションプレート(1260円)」(画像)を注文した。天井にはフランスのバカラ社に特注したショコラ色のシャンデリアが煌めき、フランベを作製する際は、目の前でアルコールに火を付けて火柱を上げるパフォーマンスを演じていた。

チョコメーカー「デルレイ」の発祥地、アントワープの名称の由来は、「手首を捨てる」と言う意味の「アントウエルペン」にあるとされている。今から 二千年程前、シュケルデ川沿いの要塞に アンティゴーンと言う、シュケルデ川を跨いで立てる程の巨人がいた。この巨人は、シュケルデ川を通る船が股の下を通る際に重税を課していたが、税不払いの船に対しては、その船長の手を 手首から切り取って捨てていたと言う。たまたま、北ヨーロッパへ遠征に来ていたジュリアス・シーザーの甥がその話を聞き、アンティゴーンを征伐し、その右手をシュケルデ川へと投げ捨てた。それ以来 この町は、hant(手)+ werpen(投げ捨てる)=(h)antwerpen と呼ばれる様になったという訳だ。このアントワープは、全世界で取引されるダイヤモンドの原石の9割が集積されて加工される都市であり、ダイヤモンドの街として有名だが、ファッションデザイナーが多く住む街でもある。それだけにバレンタインチョコの形もダイヤモンド型で、お洒落度は申し分が無い!

「バレンタインコレクションプレート」の登場まで15分を要したが、一番手前がパッションフルーツのムース、そこから反時計周りに、トンカ豆のチョコケーキ(ハート型のチョコが二個乗っかっていて可愛い!)、塩キャラメルのアイスクリームと続き、全て、バレンタインらしくチョコ風味に成っていた。いずれも甘さ控えめのすっきり風味で、スイーツの梯子にも充分耐えられる、ほど良い甘さであり、バレンタインをとことん満喫できた一日だった。

自由が丘駅前のラーメン屋「飛来」

味噌ラーメンを注文した

デルレイカフェ

世界で唯一のショコラ色のシャンデリア


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