佐渡の翼

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下川茂の太郎杉遺株(佐渡市赤泊)   投稿者:佐渡の翼

2013年04月09日 04時56分51秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

下川茂の五所神社から南東に1.5kmほど離れた山中に、太郎杉公園がある。県道・真野赤泊線を静平方向から下川茂に向けて走行し、下川茂郵便局の手前で右折する。そして最初の道を左折し、十字路を越した向こう側の小高い尾根上に八角形の展望台が建てられているのを見つけた。外付けの鉄の階段を上がりドアを開けると中は回廊になっていた。真下を見下ろすと。江戸時代末期に切られた言う「太郎杉」の切り株があった。日本一大きな杉の切株だそうだ。何せ、10人以上の樵が、この切り株の上で酒盛りをしたほどの大きさで、切り終えるまでに半年を要したと言う。太郎杉は大き過ぎるため、佐渡の樵では手が出せず、能登から呼び寄せた樵によって伐採された。並の長鋸(のこぎり)では短くて用を成さないので、地元の鍛冶屋が継ぎ合わせて1本ののこぎりに仕立てた。伐採時は、幹に遮られて相手が見えないため、間に合図をする者を置き、その人が調子を合わせて伐採したと言う。太郎杉の切り株には幾つかの民話が語り継がれている。

この遺株は、真ん中部分が抜けており、切株を寄せ集めたような感じに見える。回廊内に、切り立ての切株の写真が掲示されていたが、それに比べるとかなり古い感じである。山の中にあった大杉を伐採した後の切株を展望台の中に移し、それを保存したものなのだろうが、確かに巨大な切株であったhttp://www.digibook.net/d/0844eb93819b0e30ebe9b5243c33764c/?viewerMode=fullWindow



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