5月2日、筆者は両津にあるファンタオさんを訪ねてみた。午後12時10分にお店にお邪魔したら既にほぼ満員のご盛況!かろうじて後方の6人掛け席が空いていたので取りあえずここに座った。だが、団体さんがやってきたら相席になりそうだったので、二人組が退席した後の4人掛け席へと素早く移動した。入り口部分に出世街道のマスターのノリで、「冷やし中華頼んだら、無いっていわれたぜ、しかたがないから普通のラーメン頼んで冷めるまでまったぜ、そしたら閉店だって言われたぜ、ラーメン食べずに会計したぜ、どうだワイルドだろ!?」との文言が掲示されており、その上に、にんにく醤油味の風神ラーメン(750円)の写真が貼り付けてあった。これでいいやと思い、そのラーメンを注文した。9分ほどで出来上がった。すぐに出てくる訳ではないが、それほど待たせる訳でもない、丁度いい出来上がりタイミングである。一瞬、岩海苔の香がプーンと鼻を突いたので、にんにくと合うかなあ~と思ったが、食べ進むうちに、相性のよさが理解できた。具はこれ以外に、ネギとかいわれ、煮卵、チャーシュー2枚である。唐辛子も入っていたが辛さはさほど感じなかった。スープを一口啜ってみたら、にんにく味をほどよく抑えたまろやかな風味で、誠に美味しい!だが、チャーシューは冷たくは無かったが柔らかさに欠けており、麺好や ゆうじに修業に行かないと、今秋登場予定の「佐渡の翼君美味しい店リスト」からはずしちゃうかも。。。
煮卵は黄身まで味がよく滲みており美味しかった。麺は中太麺で、その独特のもちもち感がスープとよくなじんでいる。ラーメンの味は、麺、スープ、トッピングする具材の三種及び、麺とスープの絡み具合によって決まる。ファンタオさんはこの4点をほぼ過不足なく満たしており、特にスープの美味さは群を抜いている。前回訪問時に「レンゲを持ち帰らないで下さい」と言う張り紙に笑ったと記述したら、さすがに、持ち帰る客が減ったか、店側が恥ずかしいと感じたのかどうか分からぬが、この張り紙は消えていた。客が退席するとすぐに次の客が入ってくる。非常に客の回転がいいのでその繁盛ぶりがよく分かった二度目のファンタオさんだった。
追記:当ブログの昨日の「自遊空間佐渡店」に関する記事中の種々の問題提起に関する、経営者様の受け止め、並びにそれらに対する真摯な回答及び経営者様のブログ記事中の疑問点に関する回答は、精査の上、一括して明日の記事としてアップ予定です。