こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

2015 新年ご挨拶

2015-01-01 | 中央労福協

新年あけましておめでとうございます

本年も静岡県労福協をどうぞよろしくお願いいたします

 

中央労福協の古賀会長より新年のご挨拶が届きました。

県労福協共々よろしくお願いします。(金)

 

<中央労福協 古賀会長>

 

             2015年 年頭挨拶

 

                                   労働者福祉中央協議会

                                    会  長  古賀 伸明

 

新年明けましておめでとうございます。

格差と貧困が進む中、一部の層だけが富を享受し、社会の分断を推し進めるのか、それとも、

社会の裾野に光を当てて包摂的な成長をめざすのか。私たちは大きな岐路に立っています。

経済的効率の追求だけでなく、社会性や人と人との絆、協同の仕組みが組み込まれた公正な

社会づくりは世界共通の課題です。こうした潮流を見据えて運動を進めていきたいと思います。

中央労福協は、今年の4月からスタートする生活困窮者自立支援制度をより良いものにするな

地域・現場での問題解決と、貧困・格差の解消や「奨学金」問題など政策・制度改善、社会運

の両面から取り組んでいきます。

労働者自主福祉事業の基盤強化についても着実に前進させていくことが必要です。「連帯・協同

でつくる安心・共生の福祉社会」をめざし、労働者自主福祉運動と労働運動との連携を強固なもの

にし、職場に、地域に、共助の輪を広げていきましょう!

 


2014年 年頭挨拶 <古賀中央労福協会長>

2014-01-01 | 中央労福協

みなさん、新年明けましておめでとうございます。                                     今年もよろしくお願いします。

中央労福協 古賀会長の年頭のご挨拶です。

                        2014年年頭挨拶

                                                                                     労働者福祉中央協議会

                                                                                         長 古賀 伸明

 新年明けましておめでとうございます。

今年は、2009年に策定した労福協の「2020年ビジョン」に向けた具現化の折り返し点にあたります。2012年の国際協同組合年を契機に、中央労福協は改めて協同組合の社会的価値を訴え、原点に立ち返って労働組合と協同組合との連携強化を呼びかけてきました。私も様々な場で、最も共助を必要とする人たちが共助の仕組みの外にいる現状を指摘し、そうした方々に共助の輪を拡大していくことを繰り返し問題提起してきたところです。

今年は、労働団体と事業団体の連携行動を通じて、協同事業の基盤強化に向けた利用促進と、労働者福祉のウィングの拡大をめざす共助拡大運動の2つを活動の軸とし、昨年1年かけて議論してきたことを具体的な形にし、行動に移していく年にしていきたいと思います。

昨年末に生活困窮者自立支援法が成立し、困窮者に対する包括的・伴走型の支援が制度化され2015年度から全国で実施される道筋ができました。しかし、本来の趣旨にそった制度にしていくためには、本年度の取り組みが極めて重要です。各地域において着実に体制づくりを進め、労福協を含めた幅広い支援組織が参画していくことで、制度に魂を込めていくことが必要です。

同時に、貧困を生み出す原因をなくしていくための取り組みも不可欠です。本来問われるべきなのは、働いても生活できない、働きたくても働けないという今の社会の姿なのです。格差や貧困のない社会に向けて、労福協も社会の共感の得られる運動の一翼を担っていきたいと思います。

競争とか効率、経済性をすべて否定するものではありませんが、そこだけに重きをおいた政策については徹底して対峙していかなくてはなりません。連帯・協同、共生、社会性といった価値観や政策がバランス良く配置された社会をめざして、ともに前進しましょう!

引き続き、それぞれの立場からの労福協運動への参画とご支援をお願い申し上げます。

                                                              以上


全国研究集会 高知

2013-06-18 | 中央労福協

先日、6月11日(火)静岡県労福協第51回定期総会を無事に終了することが出来ました。2013年度も課題の多い年となりそうですが、地域・地区労福協と連携し取り組んでいきます。

    ~~~~2013年度の活動に取り組む<県労福協理事会役員>~~~~ 

さて、定期総会の前週の6月5~7日で中央労福協主催の「全国研究集会」が高知市で開催されました。

高知は2回目でしたが、前回家族旅行で行った8年前に比べ町の雰囲気がずいぶん変わっていました。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送により坂本龍馬の人気がぐ~んとアップしたからでしょうか?(BSで再放送中ですよ。)

研究集会の会場から、桂浜にあるおなじみの龍馬像までは結構離れていて今回も見れないなぁ、と思っていました。しかし、高知駅を出ると「おぉ!」なんと龍馬像が建っているではありませんか。

それも坂本龍馬を真中に左に武市半平太、右に中岡慎太郎の3体の像が建っていました。大河ドラマのブームで設置された様ですが、3体並ぶと壮観です。しかし、近いうちに撤去されると聞きました。なんとこの像は発泡スチロール製だとか。もったいないような感じもしますが、像を見られて良かったです。

さて、「全国研究集会」は毎年開催され、その時期に合った内容で講演やパネル討論会が行われます。各県労福協は集会内容を今後の取り組みに活かすことが求められます。

今回静岡県労福協は「ライフサポートセンター友の会」の役割について「特別講演」を行いました。退職者の生涯取引、未組織労働者の受け皿組織として誕生したライサポ友の会は退福協、グリーン友の会の団体加入により3万7千人を超える大組織となっています。講演では友の会の誕生からその活動内容について報告と「地域役立資金」についても併せて説明を行いました。

静岡が生み出した「ライサポ友の会」組織と地域に活かす「地域役立資金」を八木事務局長が熱く語ってくれました。

           ~~~~講演する県労福協 八木 衛事務局長~~~~

友の会の預金残高は1200億円、融資残高900億円となっています。生み出す果実(利用配当金)を、どのように今後の活動に活かしていくのかが検討課題となっています。

集会終了後、中央労福協は現在中央で協議が進められている「連携行動委員会」で同様の講演を静岡県労福協に要請してきました。6月12日県労福協の総会翌日、東京御茶ノ水の労金協会会議室で(金)が説明してきました。説明の後は各委員からヒヤリングを受けましたが、地域役立資金に質問が集中しました。「静岡だから出来たのか・・・。」(委員)

「地域役立資金」を創り上げることが出来た静岡県の自主福祉運動と、静岡の会員の素晴らしさを「全国研究集会」と「連携行動委員会」により改めて感ずることが出来ました。(金)


司法修習生の給費制存続

2010-11-12 | 中央労福協
先日(11/9)開催した「クレサラ被害をなくす県民会議」で、司法修習生の給費制廃止阻止の取組みについて県弁護士会の岡島先生から報告がありました。

中央労福協でも賛同している司法修習生の給費制存続のとりくみは、残念ながら11月1日に貸与制を導入する改定裁判所法が施行され、司法修習生に対する給費制が廃止されました。
しかし、現在でもいろいろな段階で取り組みがされ、臨時国会での法改正に向け努力(与野党間の調整など)が続けられていると聞きました。
くわしい内容は、県労福協HPのトップページのバナー:市民連絡会(司法修習生支給継続)をクリックしてください。

今後の展開によっては、改めて中央労福協や県弁護士会等から「署名運動」などの要請があるかと思われます。その際には、皆さんのご理解・ご協力をお願いします。

今日の午後、第41回静岡県生協大会が静岡県地域防災センター(静岡市駒形)で開催されますので午後はそちらに向います。その報告は改めてしたいと思います。(Chu)




写真は、やっぱり安倍峠の紅葉。周りの山は、紅葉がさかり。日本の紅葉は世界一といわれます。その理由は日本の山に多様な種類の木々があり、多様な色が混在しているからと聞きました。



一回りして駐車場に着くと満車状態で、路上にも沢山の車がありました。振り向くと八紘山。駐車場からは約2時間で登れるとのことです。



第4期「福祉リーダー塾」報告書

2010-10-22 | 中央労福協
先の10/15に「第4期福祉リーダー塾」の修了式が行われ今回受講した24名に修了証書が授与され「受講生のレポート」を中心とした「報告書」が作成配布されました。当日は浙江省総工会からの訪日団対応で残念ながら修了式には参加できませんでしたが、楽しみにしていた「報告書」を精読して少し感想を述べてみたいと思います。

第4期の受講生は24名(男性:20名 女性:4名)参加団体の内訳は・事業団体(労金・全労済・生協)=12名 ・連合=5名 ・労福協=7名でした。
受講生の主な感想をピックアップしてみますと ① 普段聞けない話しが聞けて有意義 ② グループミーティングを通じて他団体の参加者と交流が出来た ③ 今後の活動に向けて意識づけになった・・・等々が主な意見です。

特に普段聞けない話しの内容は ◎労働運動・労働者福祉運動の歴史や理念 ◎労働運動の展望 ◎NPO等を中心とした地域での活動事例・・・等々が経験豊かな講師から直接に聞けた事などが代表的なものです。加えて、事業団体より参加の塾生からは事業を推進していく上で運動面が希薄になっている云々の感想もあり、運動に対しての歴史や理念の大切さを改めて感じます。

さて、私には受講生のレポートを読む楽しみの一つに「レポートの表題」があります。
今回のレポートにはフォローアップ研修でグループミーティングのテーマである「労働者福祉総合支援センター(仮称)の設立を構想する」・・(注:これは中央労福協2020年ビジョンで提起されています)これを表題にされた方が6名いました。
個々の中味に触れるにはブログでは物理的に不可能ですが時代の背景・現状・展望を表している一つの現象として私は理解し受け止めたいと思います。そして労働者福祉の向上を目指した運動と事業が1つの転換期を向えて「新たなフレームと理念」に基づいて展開する分岐点・・そんな捉え方も出来るかなと考えます。

「福祉リーダー塾」はその名の通りこれからの「リーダー育成」が最大の目的です。今回のリーダー塾で交流を深め議論を展開した塾生達がそれぞれのポジションで輝き、活躍する事を願います。私も微力ながらカリキュラムに関わった一人として塾生に対して何らかのサポートも心掛けていきたいと考えます。(K)



写真は、ノビルの花?。先々週、野に咲く可憐な花を見かけました。花が咲く前に葱と同じようにして食べれば辛くて酒のつまみになると聞いたことがあります。(Chu)



フードバンクを考える研究会

2010-10-05 | 中央労福協
少し日が経った報告になりますが第5回の研究会が開催されましたので内容について報告します。今回は回を重ねて5回目ということで「中間とりまとめ」を行いました。
まず、参加各団体からの報告を受けましたが発言をした団体の報告はほとんどが「組織内の勉強会」の開催で、日生協からは「カップラーメン」の提供、全農団連からは「地方」と「都市部」の課題などについて発言がありました。

提起された「中間とりまとめ案」では、① 各団体で組織的な討議を行う。② 当面すぐに出来る所から取り組む。③ 地域でのモデルづくりを進める。等が今後の進め方の骨格です。

静岡からの発言として、各地域での取り組みが提起されているが「地方」で取り組みを展開していくには「どの程度の活動」をやるかもあるが相当なパワーを要する。したがって、もう少し具体的に掘り下げた提案が必要ではないか。少なくても「地方」がやる気になるフォロー体制が必要だと考える。(加藤)
災害時の食料支援システムについて静岡では「東海地震」を想定した「図上訓練」を毎年全国規模で実施している。この訓練の中に取り入れていくことも可能なので検討していきたい。(木下)

今後の静岡での展開は私見ですが① 静岡県労福協が提起した「検討会」は現在、小休止の状況にありますので活動の再開が必要です。②「フードバンクを考える研究会」のとりまとめを土台としながらも「静岡」として再開の切り口が必要だと考えます。③ 福祉基金が今年度研究している「セーフティネット」、東海地震を想定した「図上訓練」などが切り口となると考えます。③ もし実施していくにも「程度」の問題と「パートナー」問題は多くの議論が必要だと考えます。(K)



写真は、先週土曜の新野川の鵜。羽を乾かしているのか分かりませんが、川の堰ブロック1つに鵜が一羽ずつ、行儀よく並んでいました。(Chu)




地方労福協会議

2010-08-06 | 中央労福協
表題は、中央労福協の主催会議で年3回程度開催がされます。今年度2回目の会議が8/2~3日にかけて「就業支援連絡会議」と併せて東京で開催がされましたので報告いたします。

今回のテーマは ① 公益法人制度改革に対する今後の対応について
        ② 地方消費者行政の充実・推進に向けて
        ③ パーソナルサポート事業の実践に向けて
        ④ ライフサポート事業の現状と課題について
の4点だがどれも重要かつ実践を考えると非常に重たい課題でもある。それぞれの議題についての報告・記述は省略させて貰いますが私なりの感想を2点ほど述べてみたいと思います。

●1点目は「労福協運動の広がり」についてです。多重債務問題ー貸金業法改正の運動そして「消費者行政の充実に向けての活動展開 貧困問題ー就業支援や生活保護受給のサポートそしてパーソナルサポート事業の実践にむけての活動 中小・零細企業で働く勤労者の福利厚生事業である「勤労者共済会・SC」の展開 全勤労者を対象した「ライフサポート事業」の展開・・・ライフサポートセンターも全国で約80%強程度の設置となった。
勤労者を取り巻く環境や時代の変わり目等々要因は数多くあるが避けて通れない問題が幾重にも展開しその対応過程で「労福協のネットワーク」も過去に無い構築が急激に進んでいます。 この「新たなネットワークの構築」がもう一方で「社会的課題」の提起連鎖にもつながっていると感じています。

●2点目は「組織・体制強化」の問題です。幾つかの運動を展開してきた中で非常に気になっている点でもあり「運動の広がり」故に「組織内」でもっともっと議論を深めていかないと「運動の上滑り」と「社会的な不信」を招きかねないと危惧しています。社会的な運動の展開は取りも直さず我々の「組織強化」の土台の上にその展開がされる事をこの時代故に再認識し「運動の両輪」としなければいけないと考えます。私達に課せられた「課題」は時間的余裕は有りません。したがってどれもこれも「迅速性」は求められますが、故に「組織体制の強化」は欠かせないと感じています。

今我々が展開している「運動」は間違いなく社会に受け入れられていますし多くの「共感」を得ていると確信しています。「社会的なネットワーク」の広がりがその1つの答えでもあると思います。
静岡県労福協も「責任ある運動の広がり」へ向けて法人格を取得し活動展開をスタートさせました。運動の基盤である地域で議論を重ねながら私達が求める「社会づくり」にむけて精一杯の汗を掻きたいと思います。(K)



写真は、赤岳より阿弥陀岳の展望。登山道がクネクネ伸びています。(Chu)



行者小屋から赤岳へつづく文三郎道はハードな登りでしたが、眺めは最高でした。

      

「民意が変えた!貸金業法改正」の放映

2010-06-29 | 中央労福協
中央労福協から、「民意が変えた!貸金業法改正」の番組放映の連絡がありました。
日本BS放送株式会社が労金協会の協力を得て、改正貸金業法の完全施行が生活者にどのような影響をおよぼすのかなどを紹介する番組が企画されました。

1、日 時  2010年7月4日(日)18:00~18:55
2、チャンネル  BS11
3、番組名  本格闘論FACE 「民意が変えた!貸金業法改正」
4、出演者  中央労福協・笹森会長 日弁連・宇都宮会長 労金協会・岡田理事長

BSチャンネルですので観られる方は限られますが、関心のある方は番組予約などしてみてください。



今夜は、日本×パラグアイがあります! 皆さんTVで応援しましょう!!!

写真は、金峰山で見た花です。イワカガミ(ピンク)、ハイ松、コケの一種?(赤)、特にイワカガミは、静岡市有度木の山で見た花よりピンクが濃く、大きな岩の陰に沢山咲いていました。(Chu)



協同労働の法制化

2010-05-07 | 中央労福協
聞きなれない言葉ですが「協同労働」について触れてみたいと思います。
簡単に言うと、「協同で出資・協同の経営で働くこと」ですが、資本・経営・労働が一体になっている労働のことです。

仲間や市民が、みんなで出資して仕事をつくり出し、みんなで経営に参画し、人と地域に役立つよい仕事に取り組む。そこに具体的な思いが加わったものが「協同労働」の理念と言うわけです。

世界では、この「協同労働の協同組合」は広く市民に認知されていますが、日本では適切な<法人格・法律>がないため、間に合わせ的に「NPO法人」や「企業組合法人」などの形をとって活動しています。
中央労福協でも、理念にあった制度になるよう「法人格の整備」が必要だと運動の課題のひとつになってきています。

「協同労働」が若年雇用の問題やワーキングプア対策としても注目を集めていますが、私は、定年退職後の方で「働きたい・働く場所がない・お金は多少ある」、そんな方が集まって事業を興し皆で働くことを支援する法律があっても良いと単純ですが思ってしまいます。


写真は、西沢渓谷。よく写真で見かける七ツ釜五段の滝ですが初めて見たときは強く感動しました。
マイナスイオンを十分感じることができます。秋は紅葉がすばらしいのですが、人がいっぱいでゆっくり楽しむことはできません。夏は涼しく新緑がきれいです。(Chu)



北九州市のエコタウン事業

2010-04-30 | 中央労福協
先日、中央労福協の事務担当者研修会が北九州市で開催され、研修の1つに「北九州市の環境の取組みについて」と題した講演を市環境局環境モデル都市担当理事の松岡氏からいただきました。

私にとって北九州市は、これまで炭鉱・製鉄所・公害の町というイメージが強かったのですが、現在では、全国的に「公害を克服した環境都市」として有名で、中国やアジアだけでなく広く世界各地から研修・視察に訪れるそうです。

翌日には、北九州市エコタウン・風力発電現場・環境ミュージアムなどの施設見学もさせていただきました。家庭のゴミや工場での廃棄物などを回収・分別するまでは、全国どこの自治体でもされているのですが、全国からそれらを集め、資源に再生する民間企業が大々的に展開しているのは北九州市が全国一のようです。当然ながらその研究支援や指導を市などが行っています。

「環境で貢献」している北九州市の現在の姿と、過去の公害をどのように乗り越えてきたのかを勉強させていただきました。


写真は、ハマエンドウ。昨日、自転車で菊川河口まで向う途中、雨に降られ橋の下で一時間あまり雨宿りをする羽目になってしまいました。しかし、雨も上がった海岸にはハマエンドウが咲いており、潮干狩りを楽しむ人たちもでてきました。