中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

地域で一日

2015-11-14 23:04:59 | 活動
今日は加古川小学校の音楽会でした。
ツーデーマーチもあったのですが、こちらに。

毎年様々な演奏がされますが、今年はそれにプラスして演劇的要素というか、より趣向を凝らした
ようなものがありましたね。
面白かったです。

その一幕。
ひまわり学級と4年生の演奏で、ウルトラマンセブンの曲がありまして。

バルタン星人とウルトラマンが登場!



ウルトラマンがちょっと横幅があるというツッコミは置いといて(笑)

他にも楽しませてくれる要素が沢山ありました。

音楽会も変わっていきますね。

最後は6年生と会場の保護者全員で「ふるさと」を歌いました。
うさぎを追ったり、こぶなを釣ったことはありませんが、この歌にジーンとくるのは、日本人として
変わらない部分なんでしょうか。


それから町内会の会議へ。
ゴミ出しルールや新しいマンションの関わり方など課題も多いです。

特に最近のものは、町内会には入る(会費は払う)けれども、役員はしないし回覧もいりませんよ
というスタイル。

マンションというよりハイツくらいので多いですね。
若い世帯が入ってくるような。

回覧がいらないと言われても、ゴミの収集日や分別などの情報を始めいろいろと重要な情報はありますし、
役員が必要なものをポスティングしようということになりました。

単身世帯の多い都市なども、こうして徐々に組織率が低下していくのでしょうか。

とはいえ子供が生まれたりなどしてくると必然的に地域との繋がりや助けが必要になりますし、地域としても
それまで見守りましょうということになっています。

「なんかめんどくさそう」というイメージがあるかもしれませんが、必要になることと、それ以上に触れ合いが
良いものだということに気付いていって欲しいですね。


明日はツーデーに行きますよ!
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最終日は防府市。土曜日の教育活動について。

2015-11-11 22:47:28 | 活動
最終日は防府市へお邪魔しました。
土曜日の教育活動がテーマです。



防府市は一級河川の河口にあるなど環境も似ていますし、小学校数もほぼ同じということで、そのあたりも含めて
視察をお願いしました。

防府市では2年前から土曜授業を行っていますが、もともと教育のまちづくりを進めてきた地域でした。
その中で、学校・家庭・地域が連携して多様な学習や体験活動の機会を充実させることが必要として、土曜授業が
スタートしました。
なお、平成25年は国において学校教育法施行規則の改正が行われ、設置者の判断で土曜授業が行えるようになった
タイミングでもあります。
また、現在国で進めようとしている活動でもあります。

そこで、まずは学期に1回から始め、モデル校実施を経て、今年度から月1回の実施となりました。

防府市における土曜授業の目的は

①コミュニティ・スクール(全校)の機能強化を図り「開かれた学校作り」を進め、保護者や地域住民の協力を得て
 社会全体で子供を育てるという機運を高める

②学校の教育活動の充実により、児童生徒の生きる力を培う

ことにあります。

それに沿って、土曜日に通常授業の公開・保護者や地域住民を交えた体験活動・運動会等の学校行事・PTAや地域行事と
関連させた活動を行います。

効果としては、学校・児童・保護者・地域・教職員それぞれに絆が深まり、子ども達の自己肯定感や社会性などが、
データとしても出ているようです。

ただ課題も当然あり、塾に通う子と親の理解や特別な支援の必要な子のリズムを崩してしまうことなどがあるようです。
また、教職員は振りかえ休日を取ることになりますが、それもなかなか調整が難しいようですね。

更に、土曜授業は県内でも防府市しかしていないということで、県教委の理解や調整も大変そうです。

実際、先生方は県の職員であるのでややこしい部分もあります。
県が本当はルールなど含め市町村を支援する仕組みを並行して作っていくべきなんでしょうね。


この土曜授業は教育課程内ですが、教育課程外の教育活動(土曜学習)として「菅公みらい塾」も行われています。

「菅公みらい塾」は募集型の教育活動で、地域資源を活用したプログラムによって子どもを育成するものです。
ここで学んだ子たちが学校に帰り、生徒会活動などで活躍しているそうです。
実際の映像も見せてもらいましたが、子ども達のレベルの高さは驚きでした。

この土曜学習と土曜授業によって、地域一体となっての教育を強化していく方針です。

なお、菅公とは菅原道真公のこと。
防府には防府天満宮がありますので。


加古川でも「地域総ぐるみの教育」を謳っていますが、教育課程でやらねばならないことも増える中、土曜日を活用した
教育活動は検討していくべきことだと思います。
学力向上だけでなく、様々な要素を組み合わせて、「教育日本一」を目指さねば。

県とも調整しながら進めていきたいですね。


なお、防府市は現在「花燃ゆ」でも盛り上がっています。
主人公の文と夫の楫取素彦が晩年を過ごしたのが防府市ということです。
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二日目は玄海町へ

2015-11-10 17:27:13 | 活動
視察二日目は玄海町へ。
小中一貫教育の取り組みである「玄海みらい学園」にお邪魔しての視察です。



玄海町はかつて4小学校・2中学校で運営していましたが、2010年には1小学校・1中学校体制になり、2015年に一貫校へとなりました。

生徒数は527人、それが一つの校舎で学びます。

校舎は新築で、まだグラウンドやプールを建設中(旧玄海中学跡地)なのですが、総工費は約40億円!
中は図書館を中心に据えて部屋わけがされており、上にいくほど上級生。
中央は広場のようになっており、吹き抜けで開放感があります。





なお、図書館を真ん中において設計したのは教育長の思いがあるそうで、曰く「学校は、知の宝庫である図書館を中心にあるべき」とのこと。
図書館がどこにあるかわからないような学校にはしたくなかったそうです。

ちなみに図書館部分は外部委託をしていますが、司書が2名も配置され、蔵書もかなり多かったですね。

また、教室はすべてガラス張りで、子供たちの様子もよくわかります。
(職員室や校長室もガラス張りでした)




さて、小学校6年と中学校3年でトータル9年なわけですが、みらい学園では、1~4年生を初等部・5~7年生を中等部・8~9年生を高等部と設定しています。

各学年とも30人以下学級の2クラス体制で、職員数は60人。
かなり手厚いですね。

といっても、カリキュラム自体は他の小中学校と同じ。
この点は教育長と意見交換させてもらいましたが、やはりカリキュラムに柔軟性をもたせたいという思いはあるものの、法的な部分も含めて国の方針があり、
自由度はありません。

ただ、国も柔軟性を持たせたい考えもあるようで、東京などで実験的に英語教育において前倒し授業がされており(特別に)、その結果を注視されている
そうです。

せっかく一貫教育なのですから、そこは柔軟にしていければと思いますね。
一方で、公立・義務教育という面で、全員を一定レベルまで引き上げつつ、それぞれの学力や個性を伸ばすことも求められますので、研究は必要でしょうが。


高砂市も一校で一貫教育を行っていますが、基本は少子化対策がスタートです。

加古川でも、志方や上荘地域では生徒数が減っているので同様の課題がありますし、将来的には検討を要することではあります。
しかし、一貫教育はそれだけではダメだと思います。
一貫教育のメリットとして中一ギャップがありますが、それ以上に学力や思考力、その他の様々な教養や情操を高める仕組みを作っていかねばならないと思います。
本来の目的として、一貫教育によって子供たちがどのような成長を遂げられるのかを蔑ろにしてはいけません。

そうなると、やはりカリキュラムに柔軟性をもたせつつ、各学校で特色を出していくことを国として考えるべきなんでしょうし、実施または検討している自治体
からも積極的な働きかけが必要ですね。


ほか、通学についてですが、大半の生徒がバス通学です。
12台のバスを運行していますが、うち5台が町保有、7台が民間です。
民間のものは、朝夕は学校専用で昼間は自由に運行する契約。
町保有のものは、同じく朝夕は学校専用にしながら、空いているときは公的な利用をしているそうです。
コミュニティバスとしての利用も検討されたそうですが、時間的な部分など課題も多く断念されたとのこと。



なお、町が保有する5台は購入に1億円かかったそうですが、全てふるさと納税の寄付分で賄ったそうです。
タイミングもあったでしょうが、教育に振り分けていく姿勢は素晴らしいですね。

今回説明をして下さったのは、教育長と学園長でしたが、ともに教育に強い思いを持たれている方で、様々な示唆をいただきました。

この学園の子たちは、みんな気持ちよく挨拶をしてくれますが、それもお二人をはじめとした職員の皆さんの教育が行き届いているからでしょう。

説明のあとは校舎もいろいろと見せていただきました。
なかなか新設となると大変なところですが、仕組みや考え方は参考になりました。


玄海と言えば、原発。
通り道にありました。





ゲートはあったものの、物理的な面も含めてセキュリティは大丈夫なのかなという印象。

とはいえ、6,600人ほどの町でありながら歳入70数億、財政力1.38という面をみると、切り離せない存在なのかもしれません。
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今日から会派の視察です@中津市

2015-11-09 17:41:14 | 活動
今日から会派での視察です。
一日目は中津市議会へ。



自由討議をメインに、議会改革全般について伺ってきました。
中津市は自由討議をはじめとして、議会改革の進んだ地として有名です。

説明も、議会改革特別委員会の委員長さんが自らお話し下さりました。



自由討議については、以前の議会改革推進特別委員会で提言したり、今回の9月議会で行われた議会版事務事業評価で取り入れられたりと、
個人的にも関心の強いテーマです。
また、事業評価のときに思ったように進まなかったこともあり、「中津市は絶対いきたい!」と思っていたため、今回組み込ませてもらいました。

さて、中津市で自由討議が取り入れられた経緯ですが、平成23年に「中津市議会改革マニフェスト」(全議員一丸となって取り組むべき行動指針)
を制定されていて、そこに「議員間で積極的な討議を進める」と明文化したことがスタートになります。

そこから、決議案まで至ったもの、意見を言いながら相互理解を図るものなど様々ではありますが、現在まで続いています。


進め方ですが、まず議会日程として一日必ず自由討議の日が設定されています。
これは必ず自由討議を行うという意思表示でもあります。

そして、一般質問を終えた日に議運を行い、一般質問の項目も含めて自薦・他薦問わず「自由討議をしたい・すべきテーマ」を決定します。

そこから自由討議日まで3日ほどあるのですが、その間に個人や会派で資料を作成し、自由討議に臨みます。
そして当日に資料を全議員に配布し、他の議員はそれを元に提案者に対して質問及び意見をします。

なお、自由討議は議場で行い、ネットやケーブルテレビにも流れます。
基本的に理事者の出席はなく、議員だけでのやり取りです。

テーマについては一般質問も含めてと書きましたが、メインは一般質問とのことです。
ただし、委員会ごとに関係団体との意見交換会を行ったり(これもマニフェストに記載されている)、有志の議員で構成する政策研究会などで
研究をされたりしています。
それを一般質問にしていく流れでもありますので、かなり広いテーマが自由討議の対象となりますね。


お話を聞いていて感じたのは、定例会以外での各議員の議員活動の厚さです(政治活動ではなく)。
また一般質問もほとんどの議員が行うそうです。
(常任委員会が定例会の時にしか開かれないという加古川との違いはありますが)

そこには、定例会や自由討議などがフルオープンであることと、「中津市議会改革マニフェスト」を全員がやるものとして意見統一し、
それもオープンにしていることが大きいように思います。
なお、マニフェストの進捗状況も報告会を行って市民にオープンにしています。

加古川でも特別委員会から中間報告を行っていますが、意思統一を中津市ほど行っていたかと思うと、差があるように感じます。

ちなみに、中津市も同じく議会基本条例ありきでは動かずにマニフェストとしたわけですが、マニフェストの進捗やこれまでの活動を踏まえ、
27年度中に基本条例を策定するそうです。


加古川ももっとスピードアップしなければいけませんね。。
痛感しました。。
会派として今後の議会改革をリードしていくためにも、進め方や仕組み作りなど非常に参考になりましたし、今後の検討会等を含めしっかりと
活かして参ります。


中津市は、福沢諭吉先生の出身地でもあります。
駅前など、いろいろなところで像を見かけました。



まあ、お札にはあまり縁がありませんけど(笑)
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リニア&母校

2015-11-07 23:39:49 | 活動
今日は母校である白陵高校の同窓会50周年記念総会でした。

私は役員ということでお昼からお手伝い。

いやあ、大盛況で良かったです!


総会の後の記念講演では、JR東海でリニアの開発に携わっておられる白國先輩のお話を聞けました。
正直、めちゃくちゃ聞きたかったですし、面白いお話でした。
(懇親会の打ち合わせでダメかなと半分諦めていたので)



リニアは1962年の国鉄時代から研究がスタートし、現在では2027年に名古屋まで開通する予定です。
なお、大阪までは2045年だそうで。
うーん、ギリギリ乗れますかね(笑)

リニアが出来れば、名古屋東京間で40分、大阪東京間で67分となり、6700万人が住む一つの都市圏が
形成されることになります。
大阪も通勤圏ですね。

更に、将来予想される南海・東南海地震のバックアップとして、また現在の東海道線がのぞみ中心と
なっているものを「ひかり・こだま」中心とシフトできることで、各駅の発展も望めるとのことです。

なるほど。

なお、磁気の話などもありましたが、物理的なところは全く理解できませんでした(笑)


その後は懇親会へ。



私はアトラクション担当だったので、あまり交流する時間は無かったのですが、それでも様々な方と
お話ができ有意義な時間でした。

シャンパンも当たりましたしね!

なお、参加賞はボールペンでした。



疲れましたが、良い時間をいただきました。
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