今日から会派での視察です。
一日目は中津市議会へ。
自由討議をメインに、議会改革全般について伺ってきました。
中津市は自由討議をはじめとして、議会改革の進んだ地として有名です。
説明も、議会改革特別委員会の委員長さんが自らお話し下さりました。
自由討議については、以前の議会改革推進特別委員会で提言したり、今回の9月議会で行われた議会版事務事業評価で取り入れられたりと、
個人的にも関心の強いテーマです。
また、事業評価のときに思ったように進まなかったこともあり、「中津市は絶対いきたい!」と思っていたため、今回組み込ませてもらいました。
さて、中津市で自由討議が取り入れられた経緯ですが、平成23年に「中津市議会改革マニフェスト」(全議員一丸となって取り組むべき行動指針)
を制定されていて、そこに「議員間で積極的な討議を進める」と明文化したことがスタートになります。
そこから、決議案まで至ったもの、意見を言いながら相互理解を図るものなど様々ではありますが、現在まで続いています。
進め方ですが、まず議会日程として一日必ず自由討議の日が設定されています。
これは必ず自由討議を行うという意思表示でもあります。
そして、一般質問を終えた日に議運を行い、一般質問の項目も含めて自薦・他薦問わず「自由討議をしたい・すべきテーマ」を決定します。
そこから自由討議日まで3日ほどあるのですが、その間に個人や会派で資料を作成し、自由討議に臨みます。
そして当日に資料を全議員に配布し、他の議員はそれを元に提案者に対して質問及び意見をします。
なお、自由討議は議場で行い、ネットやケーブルテレビにも流れます。
基本的に理事者の出席はなく、議員だけでのやり取りです。
テーマについては一般質問も含めてと書きましたが、メインは一般質問とのことです。
ただし、委員会ごとに関係団体との意見交換会を行ったり(これもマニフェストに記載されている)、有志の議員で構成する政策研究会などで
研究をされたりしています。
それを一般質問にしていく流れでもありますので、かなり広いテーマが自由討議の対象となりますね。
お話を聞いていて感じたのは、定例会以外での各議員の議員活動の厚さです(政治活動ではなく)。
また一般質問もほとんどの議員が行うそうです。
(常任委員会が定例会の時にしか開かれないという加古川との違いはありますが)
そこには、定例会や自由討議などがフルオープンであることと、「中津市議会改革マニフェスト」を全員がやるものとして意見統一し、
それもオープンにしていることが大きいように思います。
なお、マニフェストの進捗状況も報告会を行って市民にオープンにしています。
加古川でも特別委員会から中間報告を行っていますが、意思統一を中津市ほど行っていたかと思うと、差があるように感じます。
ちなみに、中津市も同じく議会基本条例ありきでは動かずにマニフェストとしたわけですが、マニフェストの進捗やこれまでの活動を踏まえ、
27年度中に基本条例を策定するそうです。
加古川ももっとスピードアップしなければいけませんね。。
痛感しました。。
会派として今後の議会改革をリードしていくためにも、進め方や仕組み作りなど非常に参考になりましたし、今後の検討会等を含めしっかりと
活かして参ります。
中津市は、福沢諭吉先生の出身地でもあります。
駅前など、いろいろなところで像を見かけました。
まあ、お札にはあまり縁がありませんけど(笑)
一日目は中津市議会へ。
自由討議をメインに、議会改革全般について伺ってきました。
中津市は自由討議をはじめとして、議会改革の進んだ地として有名です。
説明も、議会改革特別委員会の委員長さんが自らお話し下さりました。
自由討議については、以前の議会改革推進特別委員会で提言したり、今回の9月議会で行われた議会版事務事業評価で取り入れられたりと、
個人的にも関心の強いテーマです。
また、事業評価のときに思ったように進まなかったこともあり、「中津市は絶対いきたい!」と思っていたため、今回組み込ませてもらいました。
さて、中津市で自由討議が取り入れられた経緯ですが、平成23年に「中津市議会改革マニフェスト」(全議員一丸となって取り組むべき行動指針)
を制定されていて、そこに「議員間で積極的な討議を進める」と明文化したことがスタートになります。
そこから、決議案まで至ったもの、意見を言いながら相互理解を図るものなど様々ではありますが、現在まで続いています。
進め方ですが、まず議会日程として一日必ず自由討議の日が設定されています。
これは必ず自由討議を行うという意思表示でもあります。
そして、一般質問を終えた日に議運を行い、一般質問の項目も含めて自薦・他薦問わず「自由討議をしたい・すべきテーマ」を決定します。
そこから自由討議日まで3日ほどあるのですが、その間に個人や会派で資料を作成し、自由討議に臨みます。
そして当日に資料を全議員に配布し、他の議員はそれを元に提案者に対して質問及び意見をします。
なお、自由討議は議場で行い、ネットやケーブルテレビにも流れます。
基本的に理事者の出席はなく、議員だけでのやり取りです。
テーマについては一般質問も含めてと書きましたが、メインは一般質問とのことです。
ただし、委員会ごとに関係団体との意見交換会を行ったり(これもマニフェストに記載されている)、有志の議員で構成する政策研究会などで
研究をされたりしています。
それを一般質問にしていく流れでもありますので、かなり広いテーマが自由討議の対象となりますね。
お話を聞いていて感じたのは、定例会以外での各議員の議員活動の厚さです(政治活動ではなく)。
また一般質問もほとんどの議員が行うそうです。
(常任委員会が定例会の時にしか開かれないという加古川との違いはありますが)
そこには、定例会や自由討議などがフルオープンであることと、「中津市議会改革マニフェスト」を全員がやるものとして意見統一し、
それもオープンにしていることが大きいように思います。
なお、マニフェストの進捗状況も報告会を行って市民にオープンにしています。
加古川でも特別委員会から中間報告を行っていますが、意思統一を中津市ほど行っていたかと思うと、差があるように感じます。
ちなみに、中津市も同じく議会基本条例ありきでは動かずにマニフェストとしたわけですが、マニフェストの進捗やこれまでの活動を踏まえ、
27年度中に基本条例を策定するそうです。
加古川ももっとスピードアップしなければいけませんね。。
痛感しました。。
会派として今後の議会改革をリードしていくためにも、進め方や仕組み作りなど非常に参考になりましたし、今後の検討会等を含めしっかりと
活かして参ります。
中津市は、福沢諭吉先生の出身地でもあります。
駅前など、いろいろなところで像を見かけました。
まあ、お札にはあまり縁がありませんけど(笑)