中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

病院統合特別委員会

2010-08-20 22:49:53 | 活動
常任委員会の後、午後から開催されました、病院統合特別委員会を傍聴してきました。

第一回目ということで、これまでの経緯も説明がありました。

まず、なぜ病院統合に至ったか。

原因は「医師不足」です。

平成16年に研修医制度が変わり、どこにでも自由にいけることになりました。
そのため、都市に研修医が集中することになり、各地で医師不足が顕著になったわけです。

加古川も例外なく医師不足に悩まされていました。
市民病院においても、内科の先生が1人になってしまい、その方に非常な負担がかかっていました。
「このままの状況が続くなら、辞めたい」とおっしゃったのも無理のない話です。
内科は一度無くなると、再開は難しいと言われています。
総合病院として残すためには、そして地域医療を守るためには合併しか無かったと私も思います。
合併計画が契機となり、現在は6名の内科医を確保できました。

これからの問題は、4月からの独立行政法人化をスムーズにスタートさせること。
そして、どこに病院を置くか。高度先進医療の充実をどう図るか。医師不足に陥らないためどうするか。

人口から見れば川の東に置くことになりそうですが、西側において欲しいという要望も根強くあります。
これは、しっかりと議論し、説明を尽くさなくてはいけません。

一つこれから市民側も意識を変えないといけないことが、市民病院は2次病院であるということです。
少し調子が悪い程度であれば、1次的な病院。つまり近所の医院で診てもらう習慣をつけていかねばなりません。

「地域医療」
地域とついているからには、行政だけでなく、地域もしっかりと考え、地域医療の再生に向けて共に歩んでいかなくてはいけないと思うのです。

病院の特別委員会については、これからも傍聴していきたいと思います。

それでは、また
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