中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

仕事が町内会を維持する!?

2018-04-28 21:13:30 | 活動
機会あって、県内各市の自治体広報誌の配布方法を調べています。
そうすると、いろいろと面白くて。

大きな配布のパターンは2種類で、新聞折り込みと全戸ポスティング。
ただ、主流は全戸ポスティングです。
自治体広報ですから、その方が良いとの判断が多勢のようですね。

その中で、明石市と南あわじ市、三木市が新聞折り込みでした。
新聞をとらない世帯も増えており、希望者には明石はポスティング、南あわじは郵送で対応
してます。
希望者は年々増えているようですね。
ちなみに、南あわじ市は合併前の町でも全て折り込みで、それを踏襲しています。

さて、一方で全戸ポスティング。
これも2つに分けられまして、町内会(自治会)配布か民間に任せるか。

民間は、企業とシルバー人材センターの2つでした。
多くはシルバー人材センターですが、伊丹市と宝塚市のみ企業を使っています。
ジャパンメッセンジャーサービス(株)という会社で、伊丹市の企業さんですね。


で、町内会や自治会が配っているのが、兵庫県の北部地域と、加古川市以西。
逆に言えば、神戸以東、阪神間はほぼシルバー人材センターです。

ここで関係しているのが、おそらく町内会加入率。

大学院の論文でも使ったのですが、阪神間は町内会加入率が低くなっています。
これは明石まで同様。
加古川から以西及び北部地域は、町内会の加入率が9割を超えています。
(ほぼ100%の地域も多い)

まあ、都市部はマンションも多いし流入者など町内会に入らないところも多そうですが、
一方で「定期的な仕事があることで、町内会が一定程度維持されている」という仮説も
ありなのではと思いました。

それに対する対価も当然あり、ひいては町内会活動費が増えるということですし、仕事が
ある以上継続できるように人を入れ替えていく必要もあります。
検証はしないですけど(笑)

確かにシルバー人材センターを使っているところは「町内会の負担が・・・」という理由が多い
わけですが、そこも加入率が低いために負荷が重く出来ない、そしてそれが循環しているように
感じます。

様々な施策を進める中で、協働というキーワードは外せなくなっています。
今から町内会配布へ移行するのは難しいでしょうが、いまやっているところは維持をしていく
べきなのかもしれませんね。
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