中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

書類上の不備で返還?@東大阪市議会

2015-07-01 23:31:25 | 活動
連日、テレビでも追及取材がされていた東大阪市議会・自民党市議団のチラシ問題。

政務活動費を使って、計10回にわたって約80万枚のチラシを配っていたということでしたが、チラシを見たことがある市民がおらず、
議員団も配布状況などを明らかにしなかったものです。
(MBSの取材において)

取材に対してはずっと「適切だった」と繰り返していたのですが、今日返還したそうです。
その額、1650万円!!

なお、東大阪市の政務活動費は月々20万円出るそうですね。

で、返還の理由が「適切に執行したが、書類上の不備があったため、ケジメとして返還する」ということ。

よくわからん。。。

「配ったけれど、それを証明する書類に不備があった」ということでしょうが。

不備って具体的になに?
そもそも、配った地域さえ言わないし。

配ったのであれば、「この地域に間違いなく配ったから、調べればよい」とMBSに言えば済む話ですし、調べれば読んだという市民が
出てきて証明もできるでしょう。

東大阪市の世帯数が約22万なので、まんべんなく配ったとしても、3~4回は配られるハズです。
まあ政治家のチラシって読まれにくいものではありますが、捨てるにしても一回は見るでしょうし。
(捨てるかどうかの判断のため)

彼らの弁護士も調査して配布実態を確認したそうですが、それならそれで、その記録を出して「間違いありません」としてくれれば
証明となるでしょう。

それらが無い上で、言い回しをみるに、「適正と言わないとマズいけど、これ以上問題を深堀りされるのもマズいから、お金を返して
事を収めよう」って気持ちが見えますね。。


本当に配ったかどうかは知りませんが、市政報告なら適正と認められるものであって、しっかりと説明しさえすれば良いのです。
それが無く、この言い回しでは配ったことに疑問を持たざるを得ません。

自分たちはそれで良いかもしれないけれど、政治への信頼や他への影響を考えたんですかね?


また、神戸市の方でも、政務活動費を使っての調査という名目で外注に出したものの成果物がないという案件が。
こちらも自民党の議員さんだそうで。

どちらも説明がしっかりなされなければ、「知っている会社(個人)への発注を装い、政務活動費を還流した」と疑いを持たれざるを
得ないものです。

ホント、なにやってんだ・・・!


政務調査費から政務活動費となり使える範囲は広がったのですが、その分説明責任は大きくなったと考えます。
しっかりと説明できてこそ適切であって、そうでなければ不適切ってだけでしょう。

まだまだ各議会で古い体質があるようです。
コメント
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