中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

智慧と慈悲

2015-04-23 21:11:33 | 活動
今日はWFWP(世界平和女性連合)さんの支部総会「春のつどい」へ。



お菓子が添えてあるのが女性らしいところです。
一言、ご挨拶の機会も頂きました。

総会とともに講演会があり、「今に生きる仏教の知恵」との題で、鶴林寺の幹長老のお話も。



最初に太陽や宇宙のお話があり、銀河系の幅が10万光年ということがありました。
これがどこに繋がるのかなと思っていましたら、お経には地球から極楽浄土までの距離が書いてあって、
10万億土とのことでした。

なお、土は国や星を表すそうです。

たまたまかもしれませんが、10万というのが共通しているのは面白いですね。

また、阿弥陀仏の年齢は10劫ということで、劫は40㎦の岩を天女が羽衣で一撫でと100年の昼寝を繰り返して
最終的に無くなるまでの年月だそうです。

10というのが、昔の方にとっては「長期間」を感じさせる数字なのかもしれませんね。


さて、仏教の基本は「智慧と慈悲」だそうです。

智慧とは理・理論のこと。
なお、仏教で人の生き方を示したものが智慧で、知恵とは区別されます。

慈悲とは実・実践のこと。


で、仏教の教えをポイントでまとめると

①平等性(最後は誰しも「仏」になるため)
②人間と自然の一体
③寛容性

であって、智慧つまり理論としては「全て平等の命」であり、それを実践していくのが慈悲であって、
それが菩薩道となります。

菩薩道の実践はなかなか難しいものですが、他者の為、他者の一隅を照らすよう心掛けたいですね、との
お話でした。

最後には、太陽とまではいかないけれど照らしていけるよう頑張りましょうということで、宇宙の前フリに戻ると。

さすが、学校の先生をされていた幹先生。時間内にキッチリと起承転結をつけたお話をされますね。

いろいろ勉強になりました。
コメント
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