中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

選挙結果より投票率に民意があるのでは。

2014-12-14 23:25:43 | 活動
今現在も開票が進み、結果が続々と伝えられています。
最終結果はわかりませんが、予想としては事前に報じられた通り自公で3分の2以上のようです。
まあ、事前よりも自民党の議席は減りそうだということもありますが、これは国民のバランスボート
(そこまで勝たせるとマズいという投票行動)ということでしょう。

直前で書き換えた人もいるでしょうし、小選挙区と比例の投票先が違う人も多そうです。

しかし、私としては結果よりも投票率に大きな問題があると感じます。
予想される投票率は戦後最悪の52%代になりそうです。
前回から6~7%の大幅な低下です。

低下の理由は「何で今?」「争点が分からない」「政治とカネなどで信用できない」などいろいろあるでしょうが、
「行かない」というのも一つの民意なのでしょう。
(本当は意志を示してほしいですが)


選挙分析はこれから行われると思いますが、こと兵庫に関しては野党の選挙協力が全くの失敗だったということかと
思います。
これは比例票の出方を見ないとハッキリとは言えませんが、行きどころのない沢山あったのかと想像します。

そもそも維新は自民に親和性がありますし(もともと自民党の人たちですしね)、民主の支持層とは相容れないと
思われます。

とはいえ、維新は大阪が主になりますので、兵庫と大阪で割り切った協力とかをした方が良かったかもしれませんね。
大阪譲るけど兵庫には出てくるな、みたいな。

まあ、最大の協力は野党がまとまることでしょうが。

とにかく今回の投票行動は結構異質だと思いますので、政治学の先生や博士過程の方たちに詳しい分析をお願いしたい
ところですね。


さて、国民の半数とはいえ議席としては大いに評価された自民党。
ですが、景気の指数的にはこれから後退局面に入る可能性も感じられます。

アメリカのバブった感じをみるにつけ、何となく2007年ごろが思い出されて怖いです。
(リーマンショックは2008年です)
その時と違うのは円安であるということ。これも行き過ぎると危ない。

アベノミクスの一つは円安とインフレを起こすことでありますが、ミソは成長戦略であり、ここが成功しなければ
アベノミクスの成功はありません。

それとともに、2017年の消費増税。
安倍さんも景気に関わらずやると言ってしまいました。
(まあ、その時の首相が違っていればわかりませんけど)


そのあたりを考えると、ここ1~2年の間の経済情勢によって自民党の命運も決まるかもしれません。
特に、冒頭に書いたように投票に行かなかった層が動き出すと結果は全くわかりません。

そしてもしダメだったときに、野党も今のような状況だとしたら、日本は悲惨なことになります。

そうならないように自民党には頑張って貰わねばなりませんし、国民も更に監視の目を強めないといけません。


あと、選挙制度についても議論が出てきそうですが、これはまた今度。
コメント
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