中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

総務教育常任委員会。病院跡地で紛糾し夕方まで。

2014-12-03 22:59:26 | 活動
一般質問が終わり、次は委員会が続きます。
総務→建設→福祉の順で一日ずつです。

議会中の委員会は付託案件審査から始まり、いつもと同じように所管事務調査を行います。

条例案については、事務分掌条例の改正で時間をとりました。
特に秘書室に広報広聴機能を移すことについて。

秘書室を企画から外し広報広聴を移すことによって、スピーディな広報が可能となることを狙いとしています。
そこは理解するものの、局レベルの部署が独立することによって責任の所在が変化すること(これまでは企画部長)、
それによって答弁者はどうなるかなどが質問に。

答弁者は企画部長ですが、組織的には市長→副市長→秘書室となるので、直系の責任者は副市長とのこと。
そのあたりの連携はシッカリとってもらいたいですね。


他、子ども子育ての関係で幼稚園の保育料が変わることも条例案としてでています。
これまでは7500円均一でしたが、国の方針により応能負担となります。
この料金についてはまだ国の方でハッキリとしたものが出ていないのですが、約半分の家庭はこれまでより安くなる
とのことです。

しかし、この辺の予算も消費増税をアテにしていた面もありますし、厚労省としては予算編成が難しいでしょうね。
それもあって指針が遅れているのかな。気になるところです。


付託案件審査を終えて少ししたところで、すでにお昼。

昼休憩を挟んで再開されましたが、その一発目が市民病院跡地活用の懇談会の件でした。
懇談会をすること自体は前回の委員会で聞いていましたが、その懇談会でタタキ台とする市の跡地利用案が出てきた
ことにより、その内容で紛糾。

ここで一時間以上かかりました。

内容としては、

西→夜間急病センター・高齢者施設・防災用備蓄施設
東→消防署・子育て施設・公民館

ということでしたが、当初の説明や答弁と違っているということで多くの意見が出ました。

もともと樽本前市長以下、当時の幹部からは「サテライト型病院」という発言がありました。
つまり、中央に統合病院は行くけれども、東西の跡地についても何らかの形で医療施設は存在する形にするという
ことです。
まあ、途中で樽本前市長は「言ってない」と言い出されましたが、キッチリ議事録にも残っております。
(議事録検索で出てきますよ)

しかし今回はそれと違っているということです。

特に東西の市民病院近くから選出されている議員は、地元にこれまで説明と理解を求めてきていたことから、様々な
意見を言っていました。
まあ当然ですよね。選挙でも言ってきたわけですし。

ただ、同様のことは懇談会でも言われると思います。

実際には東西市民病院周辺は開業医も多く医療空白地とは言えない部分もあるのですが、そこや夜間急病も含めて
一次医療との連携は心配されます。
もう少し独法の関与も欲しい。

どうにも市からの声や議会の指摘が届きにくくなっているような気がします。
何らかの仕組みを開院までに作っている方が良いように思いますね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする