中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

政務活動費に関して、よくいただく質問とする回答

2014-07-05 21:44:09 | 活動
かの兵庫県議の事件によって、政務活動費に注目が集まっています。

いろいろなところでご質問も頂きますので、ここで主だったものについて書いておこうと思います。


Q「領収書の添付はいらないの?」

当然いります!基本的には建て替えるか振込みによりますが、必ず領収書や振り込み用紙の控えを添付します。
出張の場合、復命書・報告書の提出もします。
切符についても、事務局より渡されますので、買ったフリなどはできません。


Q「お金の使い道は自由なの?」

もちろん制限があります。基本的には、「議員の調査研究その他の活動に資するため」に充てることができる経費です。
例えば本でも、政策的なものは良いですが、小説などは当然ダメです。


Q「事務局によるチェックはないの?」

あります。加古川においても、チェックを受けています。
ただし、補助金という位置づけで申請によるため、議員が「これでいい」と言えば、事務局は止められません。
ですので、こうした問題における全責任は議員にあり、事務局職員には責任はありません。

なお、問題の県議の場合、本当に全て申請通り出張に行っていればという前提です。
行っていなければ虚偽の申請によって支給を受けたことになり、違法です。


Q「額は市や県によって違うの?」

違います。兵庫県においては、月50万円の600万円が上限です。
ちなみに何度も書きますが、加古川は7万円・年にして84万円。兵庫県で7番目です。
現在、神戸:456万、西宮:180万、姫路:102万、明石:96万、宝塚:96万、尼崎:90万の次となります。
だいたい自治体の規模とリンクしますね。


Q「お金は全部もらえるの?」

そうした性質のものではありません。確かに先に支給されますが、余った分は年度末に返納します。
返すのがモッタイナイと思う人が、こうした事件を起こすのです。


テレビなどで政務活動費を「第二の議員報酬」などと言うことがありますが、これには断固として抗議します。
政務活動における経費を充てているもので、報酬のように好き勝手に使うことはできませんし、そのような
意識ももっていません。

例えば広報費だけを見ても、年間で政務活動費に充てているものだけを計上しても数十万円になります。
政務活動費がなければ、全て自費ということになりますが、それだと広報は縮小することは必至です。


もちろん税金から出ているものですから大切に使わせてもらっていますし、支出に対する説明責任は負うべきです。
その意味で、先日も言いましたが、更なる透明化は必要です。

しかし、こうした事件が起きるたびに全ての議員が同じだと思われがちですが、そうした不届者はごく一部である
ことは信じていただきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする