公開討論会中止・・・

今回の選挙において、加古川においても青年会議所さん（JC）が企画された
公開討論会が行われる予定でした。
（選挙期間中なので、合同個人演説会というヤヤコシイ位置づけですが）

それが、どうやら中止とのこと・・・。

地元ケーブルテレビの放送もされる予定だったそうで、有権者が各党の政策を知る良い
機会となると、私自身も楽しみにしていたのですが。。。


理由は、維新の会候補予定者が「参加しない」との返答だったとのこと。

どうやら、メディアが報じることによると維新の会上層部から「新人は討論会に出るな」
とのお達しが出ているようです。

失言（会と候補予定者の政策のズレなど？）があってはイカンということで。
橋下さんの強い改革イメージを損ねてしまうことを恐れているのでしょうか。

でも、それってどうなのでしょう？？

小選挙区においては橋下さんを選ぶわけではないのですし、有権者の判断材料を奪うような
ことがあっていいのでしょうか。

別の理由があるのかもしれませんが、結果として兵庫10区の有権者の貴重な機会が無くなった
ことは確かです。

残念でなりません。

金融緩和すれば景気は良くなる？？

長くなってしまったので、お暇なときにでもお読みください。

結論から言えば、金融緩和よりも、お金を使いやすい環境を整えることが大事ということです。
（引き続き金融緩和は続けていきつつ）

企業であれば先端研究における税制優遇とか、個人であれば将来の安心（一体改革の方向性）
です。
党としては、先端医療研究（ライフといっています）などへの投資を想定しているようですが。


今回の総選挙において、国民が重要視しているものが経済対策です。
失われた20年のなか、経済が全く好転していません。
景気を良くしてもらいたいのは当然ですし、私も景気対策はやらねばならないと思います。
雇用が何よりも大切ですし（特に若い世代）。

そもそも景気が悪いというのことは、国内でお金が回っていないということです。
お金が回らないとは個人も法人もお金を使わないということで、そのために企業の業績が
上がらず、賃金もあがらないし雇用も増えないということがあります。

そうした状態が長年続いています。

この状態を何とか脱しようと、ずっと経済対策がとられてきたわけですが、大きな成果が
あったわけではありません。
小泉さんの時に景気は上向いていたのですが、これはアメリカのバブルに引っ張られただけで、
国内の状態が良くなっていたわけではありません。

さて、お金が回らないときは、世の中にお金をばら撒いて金利を下げ、みんながお金を使うよう
誘導する政策がとられます。それが金融緩和。

銀行に預けていても利子は付かないので個人は手元にお金を保持することで消費するし、法人は
金利が下がってお金が借りやすくなるので設備投資を行いやすくなります。
それによって、お金が回り、経済が回復するという形。

これはごく当たり前の政策で、政権が変わる前からずっと行われてきています。
しかしなかなか景気は上向かないので、「金融緩和が足りない！」との議論になっているわけです。

では、金融緩和は足りないのでしょうか？

確かにここ最近、日銀が買い入れ基金の規模を増やしている割に発行残高は80兆を超したあたりで
横ばいです。

ですが、これは単純に日本全体で保有できるお金の限界にきているだけと、私は考えています。

結局、お金がばらまかれようが、だれも使わないのです。

ですから、金融緩和だけをやっても意味はなく、お金を使うようにしなければなりません。

問題は、その仕組みを作らなければならないということです。

その意味で、安倍さんの言う国土強靭化政策で公共事業に使うというのも一つの方法です。
しかし、耐震化などはすでに予算化されているし、これまで土木に使っても景気は回復してこなかった
歴史があります。

プラス、そうしたものに使う建設国債を日銀に引き受けさせるようなことをおっしゃったので、
市場が円安に振れたわけです。

ちなみに建設国債の引き受けは財政法で禁止されていますが、これは安易に日銀を財源調達に使う
ことを禁じるためです。

そもそも、お金というものはただの紙なのですが、そこに信用があるから流通するわけで、今の価値が
保障されなくなると、本当に紙切れになってしまいますしね。

赤字国債が禁じられていることも同じことなのですが、今や当たり前のように出さざるを得ない
状態になっています。
同じことにならないか懸念され、その意味でも禁じ手だということです。


反面、野田さんはグリーンやライフに使うと言っています。（冒頭に少し触れました）
が、まだまだ具体性に欠けているとも思います。

安心してお金を使える環境を整えること。
これは一体改革にも通じるところです。

どっちかというと、金融緩和よりもこっちを争点とすべきだと思うのですが。。。

岡田克也来る！

Ｖリーグの後にもイベントは詰まっております。
夕方に岡田克也副総理が加古川入り！


東加古川駅前と総合文化センターで街頭演説と国政報告会を行いました。

私は総合文化センターの担当。


実際のところ、告知期間も少なかったのですが、会場から溢れるほどの人たちに
ご参加を頂きました。
お忙しいところ、本当にありがとうございます。

国政報告会は、岡田克也と岡田やすひろの「Ｗおかだ」！






内容的には、財政や経済、外交など非常に内容の濃いものでした。

ご来場の皆さんにもご満足いただけたようで、ホッとしています。