STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

ムンク展

2007年12月09日 | 絵画・芸術
国立西洋美術館へ「ムンク展」を見に行ってきた。
別用で上京したついでなのだが、その独特の画風で気になっていた画家でもあったから・・・。
有名な「叫び」は展示していなかったが、同じ構図で描かれた「不安」「絶望」は展示されていた。
実に不思議な画家だ。
音声ガイドを使って解説も聞き、パンフレットも買ってきた。
常に死や絶望といった退廃的なテーマを描いた作品が多い。それは、姉が14歳で結核により亡くなったこと。・・・実際、病床の姉や臨終の場面(もちろん後日描いたもの)・・・の影響が大きかったようだ。
そのほか、オスロ市庁舎の壁画構想があった。これは労働者の姿を描いたもので、退廃的なイメージはなく、ムンクの違った側面を知った次第。
しかし、市庁舎の壁画は構想に終わり実際は実現しなかったそう。
ムンクのいろんな作品に接することはできたけど、不思議な作家というイメージは払拭できなかった。


最新の画像もっと見る

post a comment