STARLIGHT NIGHTS

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♪ タリス・スコラーズ

2011年06月14日 | 音楽(コンサート)

○日時 2011年6月14日(火)19時05分~20時55分
○会場 松本市音楽文化ホール
○演奏 ピーター・フィリップス指揮 タリス・スコラーズ
○プログラム
    バード:聖所にて至高なる主を賛美もて祝え
    バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
    シェッバード:この聖なる儀式にあたり
    タリス:エレミアの哀歌 第1部
    シェッパード:み言葉は肉となりたまい
    ビクトリア:レクイエム
 アンコール
    アロンソ=ロボ わがハープは悲しみの音に変わり

早めに会場に着きましたが、既に駐車場は埋まっており、ホール前には人だかり。もう入場を待っています。今回は自由席だったせいでしょうか。




演奏は…。
音文が教会になったよう…。
アカペラなんて呼びたくない。チラシやビクトリアのレクイエムのCDジャケットのように、エル・グレコの宗教画を鑑賞しているような天に昇っていく感じ。
男声5人。女声5人ずつのアンサンブル。ソプラノが4人だが、そのうち2人、プログラムにあるシェッパードの曲聴かれたように、ソプラノパートのさらに高い音域を歌っているよう。低音のバスの音域からなんと幅広いハーモニーだろう。ソプラノの突出は、ちょっとやりすぎの印象を持ったが、後半のメインプログラム、ビクトリアのレクイエムでは、そんなところは見せずに、節度を持ったとても美しいハーモニーを聴かせた。この曲、タリススコラーズの演奏でCDを持っているが、事前予習でしっかり聴いておいたにも関わらず、なんと新鮮な印象に聴こえるのでしょう。
身も心も清められました。

本日日本公演の最終日だったようです。
震災や原発事故の影響で、来日する演奏家が来られないケースが多くあるようですが、タリス・スコラーズの皆さん、予定どおり来日され、素晴らしい演奏を残されたことに感謝します。


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