幸福の科学高知 なかまのぶろぐ

幸福の科学の、高知の信者による共同ブログです。
日々の活動や、イベントのお知らせをいたします。

プーチンの「平和条約」提案 “魔の中露同盟”止める最後のチャンス!?

2018-11-15 00:23:13 | 日本を守る!

  高知県のランキングに参加中。クリック応援お願いします!

安倍首相が14日、訪問先のシンガポールでロシアのプーチン大統領と会談し、首相は会談後、記者団に対して、戦後70年以上、平和条約が締結されていないことについて「私とプーチン大統領の間で必ずや終止符を打つという強い意志を完全に共有した」と述べ、1956年の日ソ共同宣言を基礎に、交渉を進める考えを示したそうです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3774045014112018MM8000/

ということで、日本を取り巻く情勢は急展開を見せそうです。

なぜ今、北方領土問題では4島返還論が主流の中、「2島返還が基軸の日ソ行動宣言を基礎」にするのか。

これに対し、テレビマスコミのコメンテーターさんらの話を聞いていても、日本国内の世論であるとか、日本国内の政治のお家の事情程度の判断しか聞こえては来ず、「ハハ、呑気だねぇ。」と笑いをこらえるしかありません。

これには、中国を取り巻く世界の政治指導者たちが、どのような意図を、その本心では抱いているのかを知らなければ、適切な判断はできません。

 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2109

今、世界は、大きな大きな歴史の分岐点にあります。

その中で今、日本では、大川隆法幸福の科学グループ総裁が、国師として、そしてワールドティーチャー(世界教師)として、教えを縷々綴り、日夜語り続けています。

その教えの根底には、「大きな大きな愛」があります。

愛ゆえに、その言葉には、「力」があります。

この「愛を広げる力」こそ、「未来を創る力」なのです。

ということで本日は、Ⅼiberty web記事をご紹介いたします。

前々作の関連記事も、ぜひお読みいただければ幸いです。

        (ばく)

  高知県のランキングに参加中。クリック応援お願いします!

関連記事:

新時代の薩長同盟の土佐の役まわり 「日本政府は、プーチン氏の無条件平和条約締結案に乗れ!」

エル・カンターレ祭大講演会「愛を広げる力」特集(後編) 天使のモーニングコール1374回 (2018.1.27,28)

プーチンの「平和条約」提案 “魔の中露同盟”止める最後のチャンス!?

 《本記事のポイント》
  • 年内に平和条約をプーチン大統領が提案
  • 中露関係の蜜月はどの程度まで深化しているのか
  • 地政学的判断で平和条約の締結を 

ロシアのプーチン大統領がこのほど、ウラジオストクで開かれた「東方経済フォーラム」の全体会議で、安倍晋三首相に対し、年内に無条件で平和条約を締結することを提案した。 

これに対して、日本側は明確な反論や抗議をしなかった。そのため翌日の各紙は社説で、「領土棚上げ断固拒否せよ」(産経新聞)、「プーチン提案に惑わされるな」(日経新聞)、「前のめり外交の危うさ」(朝日新聞)との見出しで、プーチン発言を否定的に報じた。 

主な理由は、「北方四島の返還なしに、日本が平和条約を結ぶことがあってはならない」ということだ。 

しかしこの提案は、"魔の中露同盟"止める貴重なチャンスかもしれない。 

蜜月が深化する中露関係

注目すべきは、昨今の中露の蜜月関係だ。 

この東方経済フォーラムの開催に合わせて、ロシアは大規模軍事演習「ボストーク(東方)」を実施。30万人の兵力、1000機の航空機、複数の艦隊を動員した。 

警戒すべきは、これに中国人民解放軍も参加し、戦車や航空機を含む陸空軍の3200人の合同部隊を派遣していること。そのため今回の演習は、冷戦期の1981年以来最大規模となった。 

軍事筋によると、ロシア軍は今回の演習で、1979年以来戦闘経験のない人民解放軍に、シリアなどでの実戦経験にもとづく情報やノウハウの一部を中国に提供するという。 

ロシアのペスコフ大統領報道官も8月、中国を「同盟国」という言葉で呼び、蜜月関係を強調している。 

今回、「東方経済フォーラム」に出席したプーチン大統領は、同時に軍が極東やシベリア地域で行っている軍事演習を視察。露インタファクス通信は、今後両国が定期的に、共同軍事演習を行っていくことで合意したと伝えている。 

またロシアは長らく中国への武器輸出を停止してきたが、昨年から再開している。世界最高クラスとされる地対空ミサイルシステム「S400」や第4世代戦闘機「スホイ35」などだ。米議会は「ロシア製兵器の対中供与は脅威となる」との報告書をまとめている。 

軍事的連携のみならず、経済関係も深化している。 

今回の「東方経済フォーラム」で中露は、中国が主導する経済構想「一帯一路」とロシアが旧ソ連諸国とつくる構想「ユーラシア経済連合」を結びつける方針を改めて確認した。 

アメリカのトランプ大統領はロシアとの関係回復を目指しているが、「ロシア疑惑」が続いているため、中露を結びつける要素は多い。 

そもそも中露は、アメリカの一極支配を嫌い、多極支配を目指すという意味で利害を共有し、関係を深化させてきた。習近平氏が国家主席になってからのプーチン氏との会談の回数も、26回を超える。 

もしこのまま中露が同盟国のようになってしまえば、それこそ大戦中の「枢軸」のようになり、日米の脅威となる。最悪のシナリオの一つだ。 

中露蜜月関係は完成しつつあるが……

とはいえロシア側は、まだ中国に気を許しているわけではない。 

まず、ロシアが中国との関係に「旨味」を感じられるかどうかは、まだ不透明なところがある。 

例えば、北京・モスクワ間の高速鉄道の建設プロジェクトが、一帯一路とユーラシア経済連合の連携を象徴するものとして発足した。だが、覚書ではシベリアを通るものとされていたにもかかわらず変更された。これはロシア側を相当がっかりさせたようだ。 

「一帯一路」についてもロシア国内では、「中国の政治的・軍事的な影響力の拡大を目指したものであり、ロシアは一帯一路から恩恵を受けていない」という主張が優勢であるという。さらに中国経済が失速する中、中国と組むメリットはますます減じている。 

そんな中でロシアは、むしろ日本との経済協力の方に可能性を見出し始めているわけだ。 

また地政学的な問題もある。旧ソ連、東欧、北極圏など、中露がリーダーシップをとりたい地域は重なっている。 

象徴的なのは、中国が1月に、オホーツク海から北極海を抜け、欧州に延びる「氷上のシルクロード」構想を決めたこと。これは中国の一帯一路の北の一極である。 

しかしロシアは、大陸棚の領有権をめぐる争いで、自国の大陸棚であるとする旨を主張する申請書を国連に提出している。 

北極圏には、未発見の原油の10%、天然ガスの30%、ニッケル、コバルト、金、ダイヤモンドなどの天然資源や鉱物が豊富に眠っている。 

中国は北極圏の軍拡にも乗り出しており、ロシアは聖域を脅かされるかもしれない。 

以上のことからも、中露の間に楔を打ち込む余地はまだ残されていると言える。 

日本はロシアと平和条約の締結を

そんな中で浮上したプーチンの日露平和条約の意志を、我が国は軽視してもいいのだろうか。 

中国の国内総生産(GDP)は、すでにロシアの約8倍である。このGDPを見る限り、日本にとって、ロシアよりも中国が脅威であるのは明らかだ。日本は、中国包囲網を強化するために、中露間の急所をつき、両国の枢軸機能を弱めるべきだ。 

日本の大手紙社説の中には、今進めている北方領土での共同経済活動をストップすべきであるとの意見も見られる。しかし一度取られた領土は、戦争をしないと取り返すことは基本できないと思っておいたほうがいい。返還される可能性があるとしたら、それはロシアとの関係が良好になってからであろう。 

このためにも、昨年9月にロシアが提案してきた「北海道とサハリンを結ぶ回廊のような巨大事業」をむしろ早く実現してしまったほうがいい。日本や世界の安全につながり、北方領土問題の解決にも近道となるはずだ。 

感情論ではなく、地政学的に冷静な判断を

中国を味方につけるために、米中国交正常化を企図したキッシンジャー氏その人が、トランプ氏に対して、ニクソンの戦略と逆の戦略を取るべきだとトランプ大統領に薦めている。 

フランスの歴史人口学者のエマニュエル・トッド氏も「ドイツがソ連を攻撃した時、チャーチルは、ソ連の味方をしようと主張したわけです。脅威に対して真剣に取り組むのであれば、ロシアに対する嫌悪感が残っていたとしても、それを抑制しなければなりません」と述べている(『正論』7月号)。 

日本は過去、ロシアと敵同士であったのは間違いないが、感情論に惑わされてはならない。 

ロシア国民の対日感情はそれほど悪くない。中露の同盟関係が完成する前に、日本は、平和条約を締結し、G8への復活に協力するなどして、両者間に楔を打ち込み、日露は未来志向の関係を目指すべきであろう。平和条約を結ぶとしたら、プーチン氏が提案をしてくれている今がチャンスである。

(長華子)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『米朝会談後の外交戦略 チャーチルの霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2050 

幸福の科学出版 『プーチン 日本の政治を叱る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1678 

【関連記事】

2018年8月10日付本欄 トランプ大統領がプーチン大統領に寛容な理由 イラン、シリア、中国の解決糸口は米露会談にあった【寄稿】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14750


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (デーグー)
2018-11-15 23:04:00
お疲れ様です(^_^)/~
突然ですが
以下の人ご紹介したいです、、
保守の人・・幸福実現党に理解有る人

高知さん、、のこのブログ紹介したい
所ですが・・・・勝手に
デケナイので・・・

以下・・・

皆さんおはようございます菊澤多門です。


日本の誇りや歴史、伝統、文化などを

大切にする考えを持っている人たちを

「保守派」と呼ぶわけですが
ですから保守派は反日勢力に負けず

自民党を支持するか、

さもなくば右から叩くべきだと思いますし

その為には維新にも強くなって欲しいし

自主憲法制定の理想的な草案を持っている
「日本のこころ」

外国人問題パチンコ問題などに正面から挑む
「日本第一党」

日本の貶められた歴史観を取り戻そうとする
「幸福実現党」


など保守派の政治団体が力を持つことで

左に傾かず、反日に影響されない政治に

なってゆくのではないかと思うのです。
https://ameblo.jp/kazuemon47/entry-12419141288.html


返信する
とりいそぎ (ばく)
2018-11-15 23:55:38
デーグーさん、いつもご愛顧いただきありがとうございます。
よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。