怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

西洋人形

2008年05月23日 | 文化


これ、姪がもってきた赤ん坊人形。
なんだか、小麦色の肌。



瞳はブルー、髪はなし・・・



お、ツルッパゲ・・・(これって、差別用語?だったら、コメントください)
よくみると、筋がうねうね入っている。
つまり、この赤子、金髪ということか。



ちょっと、脱いでもらった。
やっぱり、全身、小麦色。
ここ2,30年の欧米の子供用人形の肌色が濃くなってきているのは知っていた。
小麦色の肌は、南の島で休暇を過ごす経済的余裕がある、という象徴、という話を日本で元ヨーロッパ駐在員婦人から聞いた事がある。

が、赤ん坊まで、日焼けしていいものだろうか?
過剰な日光浴は肌に良くないことを皮膚がん多発のヨーロッパ人は知っているだろうに。

トイザラスの人形売り場にこの手の赤ん坊人形が勢ぞろいしているところを見て、ぎょっとした。
この肌色、標準装備らしい。

プールサイドに、どこかの子供が置いたらしく、この赤ん坊人形が裸でぽつねんと座っていたことがある。
妙にリアルなでき具合なので、「お、南米からの子供かな?」と私は勘違いしたくらいだ。

本物のここの赤ん坊たちはやっぱり、白い。
無理やり日焼けさせている親もないらしい。



東洋人の私が少々違和感を感じるこの人形、姪には普通で、大好きらしく、ベビーカーやベッドまでここに持ってきてかわいがっている。