わが埼玉県の西部・秩父地方には、養蚕農家が8軒残っており、18日今年最後の出荷があった。
出荷時期は春・夏・晩秋・晩々秋蚕期と年4回あり、夏期は猛暑で生産量が落ちたが、最後は「いい出来」だった。
出荷先は長野県の製糸会社。年間売上高は計約3000万円。後継者難が深刻とか。
毎年12月の「秩父夜祭」は絹の大市の余興行事が発祥といわれ、別名「お蚕祭り」とも言われる由。
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皇后陛下は蚕の世話をしている。品種は純国産希少種「小石丸」。
小石丸が作った絹は正倉院古代裂の復元や、国賓への贈り物に使われる。
代替わりに伴い皇室伝統の養蚕は、皇太子妃殿下が引き継がれることになった。
妃殿下はご幼少の頃から虫が大好きなので「蚕も喜んで」と報道された。妃殿下は虫愛ずる姫君だった!
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日本語の数詞は難しい。兎は1羽、箪笥は2棹、お箸は3膳、刀は4振、蟹は5杯........そして遺骨は柱。
初歩的な数詞は、なぎら健壱が歌う「いっぽんでもにんじん」で勉強しよう。
ところで、繭玉を作る蚕の数え方をご存じですか? 1匹・2匹・3匹......。ブーです。
正解は1頭・2頭・3頭......でした。これは本当だからね。
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繭玉は? ご自分で調べて下さいね。
181024
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