舞ちゃんの山野草観察会は2時半に終わった。
引き返して撮り損なった花を撮るつもりでいたが、説明と相談がある、と言われて、みんなと事務所へ行った。公園幹部氏たちに会えるのは滅多に無いことだ。
相談は、春先に実施したアンケートで、ボランティア会員から更衣室・シャワー・休憩談話室の設置を求める意見があり、公園はどう対応するか、だった。
森生は、そんなものは要らない派です。
だいたい欲しがる人ほど長続きせず、6月の蒸暑さや藪蚊にネを上げ、夏以降、名ばかり会員になる。
汗まみれの作業服では東武電車に乗れないとか、冬は寒いので室内で弁当を食いたいとか、ゆっくり会話を楽しみたいとか、ボランティアではなくまるでお客様である。
ボランティアをレジャーと勘違いしている人が多いようだ。
長く続けている仲間たちは、そんなもの別に要らないけどねぇ、という意見である。
アンケート結果では、要らない派は44%で欲しい派は42%だった由。
10年前には、こんな贅沢な要求は考えてもみなかった。それだけ豊かになり、日本人がヤワになったんだろう、と考えるのは大袈裟か。
幹部氏の提案は、公園の奥にある閉鎖した売店を更衣室に改装する、シャワーは職員用の壊れていない3台を使って貰う、と姑息な提案。
そんなお手軽なもので欲しい派が満足するはずが無い。
そんな狭いところじゃ身体がぶつかり合う.....、乾いた服に着替えても出口まで歩けばまた大汗だ....、職員用シャワーじゃ気兼ねして使いにくい.....、と注文が付いた。
ボランティア作業は義務ではないのだから、キツイならもっとラクなところを探せばいい。汗が嫌なら冬だけ参加し、寒ければ作業をするか厚着をすればいい。
作業をしてやっているのだから何かサービスしろ、と言うのは心得違いだ。
公園側も、来るものは拒まず、去る者は追わず、でいいのではないか。
それにしても役所から短期出向している幹部氏、たまには現場に顔出さないとね。
アンケートは設問の仕方によって、結果は随分違ってくる。
説明会の意見は、見栄や建前や弁舌巧みな人の勢いに左右される。
舞ちゃんやオーロラ青年など、現場の意見を丁寧に聞いてるのだろうか。
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