徒然王子
2008-02-16 | 拍手
長官が異例の苦言である。
いい大人で、あれだけ高位のお役人が、言わずもがなの苦言とは、よくよくのドロドロがあるのかも......。
平成の乱が勃発しないことを祈ります。
お若いお二人は真面目過ぎる、と思う。過ぎたるは及ばざるが如し、です。
弟宮さまくらいがいいか、と存じます。
忘年会で、この制度について森男の予測を述べたら、普段は温厚な人から猛烈に叱られてしまったことがあるので、この話題はこれまでです。
お断りしておきますが、森男は右翼リベラル日和見ですからね。
それよりも、朝日新聞朝刊の連載小説「徒然王子」が大変面白い。
世界で一番古い王室の跡継ぎ、テツヒトは、この頃深い憂愁に囚われて、またお嫁さんにする女性に巡り会えないことを悩んでいる。
借金で首が回らなくなった売れない芸人コレミツは、宮殿のお壕に飛び込もうとしていたら、早朝ジョギング中のテツヒトに声をかけられた。
二人はウマが合い、テツヒトはコレミツを庭園掃除ボランティア待遇のパシリとして、身柄を庭師の技官に預け、借金をチャラにしてやった代わりに、社会の窓口にした。
テツヒトはミャコの底辺を知り尽くしたコレミツをお供に、宮殿から出奔。
市民アズマテツヒトとして、これから魔都トーキョーを彷徨おうとしている。
詳しくは小説を読んで頂きますが、これって、何かモデル小説のようで、癒し系の文体ながら、今からハラハラしております。
「椿山課長の一週間」、「花はさくら木」、「愛しの座敷わらし」に続く傑作になるのではないでしょうか。
その筋の方からイチャモンが付かないように......。
でも、ハラハラドキドキを期待しています。
途中でひっこめてしまった話題については、「ご公務とご静養」をご参考まで。
不真面目過ぎでしょうか?
わが子を両親にもっと多くの時間
会わせようと頑張ったのですが
とうとう子供は作れませんでした。
作り方を知らなかったわけではありません。
作らない方法を知りすぎていたのかも・・・♪
でも誰も苦言は言いませんでした。
見捨てられたのかなぁ?
見果てぬ夢を老い彷徨ひて、猫額亭をば出奔せんと、思へば今はよれよれお爺。
嘆くけふこそ口惜しけれ。