昨日から今朝にかけて、民放TVでは例の蘇民祭の話題で賑やかだった。
例年の全裸姿は消し、下帯と足袋を着用した男達ばかりで、「無事」行われたそうだ。
事前に警察から、全裸の参加者を「猥褻物陳列罪」や「公然猥褻罪」で逮捕する、との警告を出した「効果」だそうだが、下品で嘆かわしいことですね。
聞けば、全裸は1000年の伝統の由。
警察の安っぽい警告に従順過ぎると思う。あんたたち、オトコだろ?
普通の日に、また他の場所では「猥褻物チン列」であり「公然猥褻」であることは当然。だが、奥州市の蘇民祭に「猥褻」を持ち出すのは、頭の中が「猥褻」で一杯だからに違いない。
何故こういう騒ぎになったかと言えば、地域千年の神事を、観光のために売り出そうとする品格の無いヤカラが多いからである。ポスターなんか必要無かったのだ。
ただ、少しいい話があった。
それは、五穀豊穣を約束されるという「蘇民袋」を、裸の群集の中に運び込む係りの男が伝統に則り全裸だったことである。
勿論TVには写らなかった。その訳は、警察の目を晦ます為にその瞬間、電灯を消してしまったからである。気が利いてますね。愉快だ。実にいい。
一方、警察の方は、フラッッシュが盛んに焚かれていたので、素裸の男を目撃出来たはずだが、暗くて見えなかった、として見逃した。
粋な計らいですね。実にいい。褒めて上げます。
多分、警察が警告を出したのは、ごく少数の他所者猥褻人間のキツイ訴えを慮ってのものだったのだろう。
そして、お祭りの世話役と警察が、事前に談合したのかも知れない。
こういう談合は賛成です。
お祭りは商売っ気抜きで、地域の人々が地域だけで盛り上がればいいのである。他所者は邪魔をせず、噂を聞くだけでいい。
大体、あんな寒いところへ駆けつける他所者の気が知れないや。
もう一つ。
あのちょっとグロなポスターの毛だらけお父さんが、TVの取材を受けていた。
祭半纏を着たあのお父さん、いいですね。印象すっかり変りました。
話し方は穏やか。丁寧で、明瞭。俳味があり、ものの哀れさえある。
こういうお父さんたちに蘇民祭を任せておけば、全裸でもお祭の品格は保てるでしょう。
来年は、観光客や報道は追い出しましょう。宣伝も止めましょう。
蝋燭の明かりの下で、全裸でお祭りやって下さいね。
▲写真は2/14朝日新聞朝刊より。画面中央、鉢巻のお父さんが騒ぎの発端。
蘇民祭は元々参加者は全員全裸だったと聞きます。
豊作を願う為、子孫繁栄のため男は力強さ、生殖の力を誇示するため全裸になった。そして男女の結びつき
のチャンスの場にもなりました。
日本各地にある神事には男女の性に関したものが沢山あります。
そんな1000年も続く伝統の催しにケーサツが口を出す
なんてとんでもない事です。
伝統・文化を壊します。
バカなTVのワイドショーのスタッフがいつもの3倍も来たそうです。
バカなTVのスタッフも面白半分に裸になって参加したとか・・・
来年はもうTVでは観たくありません。
ローカルの話題ででチョコッと流してくれれば結構。
伝統・文化を壊したくないと思います。
伝統ある祭りにいまさらとやかく言うなんて
まったくナンセンス。
世の中セクハラだの猥褻物チン(?)列だの
見たくなかったら見なけりゃいいんです。
祭りは奇祭であればあるほど魅力的。
こんな祭りいつまでもこのままの姿で
残して欲しい。
あのポスターのお兄さん
結局は全裸になったとか。
警察も知りながら、
見ぬふりをしたとかしないとか。
それも粋な計らい。
ちょっとうれしい。
我が住む町、浅草の三社祭も
なんだかんだと規制が多くて
面白くなくなりました。
伝統にのっとった上での祭と理解しなければ。
ところで今度蘇民祭に参加しませんか?
勿論全裸で・・・♪(ニッコリ♪)
下帯一本で震えていたリポーター。
醜悪でした。
猥褻とか、セクハラとか感じるなら、見に行かなきゃいいんですっ、と発言した女性コメンテーター。
尊敬します。
○勿忘草さま
浅草三社祭。
子ども神輿のようで、一度しか行ってません。
昼間見る、おケツが醜悪ですし。
蘇民祭への全裸参加。
猥褻にもならないソマツなもの。しまっておきますっ。
1000年の文化にたかだか100年の法律。
事後法で判断することも間違ってます。
祭りは昔のままの姿でいいのです。
下品なTVがいちばん悪い。
ここは我われ世代が、緊褌一番、乾坤一擲しないと、ニッポンはダメになるんじゃないか、と。