飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

AACR2024緑 アルプス安曇野センチュリーライド 当日

2024年06月25日 05時22分01秒 | 自転車
前日はあまり眠れないままに当日の朝を迎えた。
運動会前のこどものような感覚であまりよく眠れなかったのと、集合時刻に遅れないようにという気持ちもあり落ち着かなかった。
午前4時にホテルのフロント集合だったので、午前3時半には起床して、準備をした。
4時ピッタリにフロントに降りるとすでに仲間の3人は車に乗ってまっていた。
すみませんでした。
まだ、真っ暗な中を松本市内とホテルから安曇野市の国営安曇野公園へ向かう。
途中、一度コンビニによって水や簡単な補給食を買った。
50分ほどでスタート会場に到着。
すでに駐車場の半分くらいは埋まっている。
自転車を下ろして、空気圧の確認や携帯するものの確認をしているとすぐにスタート時刻の5時半となった。
そのころにはすっかりあたりも明るくなり、安曇野の美しい風景が広がっていた。
数分間隔で5〜6人のグループごとにスタートする。
スタートから第2エイドくらいまでは基本的に平坦基調のコース。
一番心配していた気温の上昇もそれほどでもなく一安心。
昨年は昼近くになると30度超えの暑さで、エイドでは頭から水をかぶらないと熱中症になりそうなくらい暑かった。

第1エイドの公園をめざして走る。
コース自体が車両の通行の少ない道を選んでいるので快適なライドで爽快だった。
第1エイドでは、補給食としておそばと水羊羹が提供された。
とてもおいしい羊羹だった。
老舗の羊羹ということで上品なお味だった。

第1エイドのあとにすると道祖神がたくさん見られる田園風景の中を快走する。
ちょうど田植えの季節で、雪を残した北アルプスの山々が田園の水面にその姿を写していた。
こんな風景はめったにみることはない。
美しい木崎湖、青木湖の湖畔をはしり、いったん国道に出る。
ここからはやや上りとなる。
そんなに激坂ではないのでつらいことはなかった。
まもなく第2エイド。
ここではこのライドに参加するライダーなら心待ちにしている伝説のねぎみそおにぎりが提供される。
冷静に考えればふつうのねぎみそおにぎりなのだが、この味噌とごはんが絶妙にうまい。
しかも自転車にのったあとのこのおにぎりが体にしみる。
おもわずおかわりをする。

このあとは白馬エイドになる。
ここからが絶景の連続となる。
常に北アルプスの絶景に見守られながらのライドが続く。
思い思いにトレインを組んで、走る。
本当に雪が残る白馬連峰は美しい。
地元では絶対に見ることができない風景。
この風景に自分の姿が映り込んでいる。
こんな気持になることはめったにない。
アルプス天然水のコマーシャルにも使われた道を登り、折返しの白馬エイドになる。
いつもはアイウエアをしているのだが、ここだけは外して肉眼でその景色を目に焼き付ける。

白馬エイドでは焼き立てピザとレモネードが待っていた。
ここからは折返しの道になり、一部往路とは別ルートになるのでヒルクライムがある。
昨年も昼近くになると風もでてくるので少し心配する。
川沿いの道は走りやすいが単調なので、疲れがたまる。

昨年よりも少し遅れてライドを終える。
着替えて、自転車を車に載せて、安曇野をあとにした。
途中、諏訪湖サービスエリアで昼食兼夕食をとり、帰宅した。
今回も記憶に残る素晴らしいライドだった。
体調もあまりよくなく、一時はDNSも考えたが、仲間にも励まされながら完走できたことが何よりも嬉しかった。
また、昨年は二人で参加。
今年は四人の仲間とともに走れたこともこの上ない喜びだった。
また、来年のこの仲間と一緒に走りたいと願う。

saitani

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